こちらの記事は、放送が無い地域、海外ファン向けにネタバレあらすじを含みますのでご了承下さい。
【あらすじ】
休暇の目的も 歴史的錠前を求めて長野の旅というどこまでもオタクな榎本径くんですが
今回は偶然にもその長野で起きた殺人事件のため、旅先で足止めを食らうことになりました。
長野県の山深いところにある築100年の旧家、西野家の長女愛美が何者かに殺害されたところから
この奇怪な事件は始まりました。
築百年の日本家屋は密室殺人事件の現場となり、警察も真相を掴むことはできませんでした。
愛美の父西野の友人である遠藤の必死の願いにより芹沢はこの事件を引き受けることにしました。
ところが、部下の青砥にこの密室事件を丸投げして、引きうけた本人は休暇のためモナコへ高飛びしてしまいます。
そして、弱り果てた青砥の頼みの綱はやはり、榎本径でした!
早速、電話で榎本を呼び出してみると、なんと榎本も休暇中で長野県にいることがわかりました。
東京へ帰るためバス停で今まさにバスに乗ろうとしていた榎本でしたが、
またもや、青砥純子に押し切られ密室事件を解くことになりました。
まあ、密室大好物ですからね
![榎本径](https://emoji.ameba.jp/img/user/zs/zsunsun55z/3844287.gif)
![かぎ](https://emoji.ameba.jp/img/user/zs/zsunsun55z/3949059.gif)
![人差し指](https://emoji.ameba.jp/img/user/ki/kimamanavi/3410038.gif)
1.今回の事件の被害者 愛美は殺害される直前に誰かと接触があっった。
2.事件当時、町の複数の住人が、愛美の兄 猛の姿を目撃している。
3.西野家には時価9000万円の金塊があった。
4.西野家の玄関の鍵が本格的なものであること。
5.犯人は2階の窓から侵入していること。
6.西野家の周りには狐火が発生すること。
以上のヒントにより、犯人は愛美の兄猛である可能性が高かったのですが、不思議なことに
その後、彼の姿は一切確認されていないのでした。
![かぎ](https://emoji.ameba.jp/img/user/zs/zsunsun55z/3949059.gif)
![サーチ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/264.gif)
1.蜂の死骸から推理して侵入にはリンゴ園の脚立が使用された点
2.犯人は西野家から外へ出た形跡が無い点
3.狐火は人体が腐敗して化学変化する時に発生するものである点
![かぎ](https://emoji.ameba.jp/img/user/zs/zsunsun55z/3949059.gif)
![血](https://emoji.ameba.jp/img/user/ch/cheeeeese/44852.gif)
西野家の長男猛は数年前に事件を起こし雲隠れしていたが、自堕落な性分のため借金返済の金策に困っていた。
猛はは実家の財産を頼りに故郷へ舞い戻るが、自宅に鍵がかかっていたため2階の窓から家の中に侵入した。
まるでこそドロのように物色していたところへ妹の愛美が帰宅し猛と愛美は激しい言い争いになってしまう。
そして口論の末、愛美は突き倒され柱に頭部を強打し不運にもそのまま帰らぬ人となった。
そこへ、兄弟の親 西野真之が帰宅したところ、猛は妹を殺害したにも関わらず財産分与を要求する。
西野真之は、猛に金塊を差し出すと見せかけ、背後から彼の首をネクタイで巻き絞殺した。
猛の死骸は、金塊を錘に西野家の便層に沈められた。死骸は腐敗し化学変化で狐火が発生するようになった。
榎本によって犯行の全容が語られた後、西野真之は事実を受け止め泣き崩れた。
そして、最後に西野の口から漏れた後悔とは、「4年前に猛を殺していたら良かった」だった。
ある意味恐ろしくも悲しい後悔でしたね
【感想】
この回「狐火の家」は原作を読んでいる人にとっては、最も消化不良の物足らない回であり、
読んでいない人にとっては最高の回だったらしいです。両極端の評価と感想になっちゃいました。
やはり、1時間ドラマで美味しい部分を全て表現するのは土台無理な話かもしれませんが、カットされすぎた残念
![汗](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/028.gif)
でも、ドラマ的には、ここで榎本の隠された真実に触れる内容にタッチできなかったのかもしれません。
また、原作では私服姿の青砥純子とデートするシーンがあったもののドラマ的には時期早々だったのか?
でも待てよ、遠藤宅では二組の布団が用意されていたはず!それこそ時期早々!?(笑)
いずれにしても、残すところ4話とのこと、榎本径の正体が明かされるラストまで美味しい部分はこのままか?
最後まで見せないのか?榎本も最後まで自分の感情を押し殺した状態なのか?
そろそろ、視聴者としては いや サトシックとしては、我慢限界のジレンマとの戦いになってきているのかな?
そんな気がした「狐火の家」の回でした。
【オリジナルストーリー希望】
せっかくのドラマなので、原作に無い回があっても良いかなと思うようになりました。
何故かと言うと、やっぱりチーム榎本の3人の絡みがもっと見たいからです。
今回、芹沢さんの登場も少なくて、もっと絡ませて欲しいなぁ面白いのにと思いました。
3人は絡むとそれぞれの個性が強調されて、余計に滑稽でドラマの中にリズムを生み出していると思うのです。
芹沢の可愛い大人のぼやき、天然でストレートな青砥、明らかに常人とは違うミステリアスな榎本の魅力。
三人三様の魅力を引き出すオリジナルストーリーが来ないかなぁ~と贅沢なことを考えちゃいますね。
ドラマで実現できなかったら、映画化してくれたら絶対に見ますね!!
さてさて、来週もお楽しみですね~~('-^*)/