恐怖の都市伝説「赤いクレヨン」・・を謎解く



こちらボーカロイドオリジナルです。
初めて見た時は衝撃を受けましたが、今見ると何故か地味な感じ・・なぜだ!?
理由は、更に激しく基地外編集しちゃったから だよね(笑)

それはさておき、

この「赤いクレヨン」にまつわる動画には必ずと言っていいほど
「怖いです!」とか「辛い!」「悲しい」「かわいそう」というコメントがつきます。
なぜこの歌が怖いのか、悲しい感じがするのか?
そこには元ネタというべきお話しの存在と影響があるのです。ではご紹介しましょう!



「赤いクレヨン」は伊集院静氏の怪談として生まれたお話しです。



こちらは元ネタを再現したドラマ構成になっているようです

ある夫婦が、かねてより夢であった一軒家を購入した。
中古物件ではあったが、ほとんど新築同然で、しかも破格値であったため、
夫婦は、飛びつくように一も二もなく手に入れたものだった。

ある日、夫は廊下に1本の赤いクレヨンが落ちているのを見つけた。
しかし、夫婦には子供はなく、誰かが家に入って来た形跡もない。
その時、夫は気にも留めなかったが、忘れた頃に同じ場所であれっと思った。
再び同じ場所に同じように赤いクレヨンが1本落ちているのだ。
さすがに不思議に思った夫は、その事を妻に話してみた。
すると、妻の顔が急に青ざめた。
「私もお掃除している時にあなたと同じ場所で赤いクレヨンを拾ったわ」
同様の怪異が次々と起こるに至り、夫婦はこの家について調べ始める。
その結果、この家には、隠されたもうひとつの部屋があることが判明する。
意を決した夫婦は、その「隠された部屋」周辺の壁紙を剥がす。
するとそこには、釘打ちされた扉があった。
恐る恐るその扉を開けると、あるはずの無い部屋が目の前に現れた。
そして、その部屋の内部を目にした夫婦は・・・・
驚きと恐怖でその場に立ちすくんだ。
夫婦の眼を奪ったものは、壁一面びっしりと埋め尽くされた赤い文字だった。

おかあさん ごめんなさい!ここから出して!
おかあさん ごめんなさい!ここから出して!
おかあさん ごめんなさい!ここから出して!
おかあさん ごめんなさい!ここから出して!
おかあさん ごめんなさい!ここから出して!
おかあさん ごめんなさい!ここから出して!…

その悲痛な叫びは部屋一面に殴り書きされていた。

赤いクレヨンで・・・


だから、怖いんです!悲しいんです!そして中毒性があるんです。

尚、榎本&成瀬バージョンの赤いクレヨンは、サイドバーでご覧になれます。