元気をもらえる曲

 

デヴィッド・ボウイ 「Let’s Dance」

 

デヴィッド・ボウイの「Let’s Dance」は、1983年にリリースされ、彼のキャリアの中でも特に商業的に成功した楽曲の一つです。この曲のコーラスは次のようになっています:

Let’s dance, put on your red shoes and dance the blues
Let’s dance, for fear tonight is all
Let’s dance, put on your red shoes and dance the blues

訳:

踊ろう、赤い靴を履いてブルースを踊ろう
踊ろう、今夜だけ恋に落ちて
踊ろう、赤い靴を履いてブルースを踊ろう

「Let’s Dance」は、愛する人と一緒にダンスを楽しむことの重要性や、日常の憂鬱を忘れて今を楽しむことをテーマにしています。

 

ボウイは、この楽曲を通じて、人生の瞬間瞬間を最大限に楽しむことの大切さを伝えています。

 

新たな音楽スタイルに挑戦

「Let’s Dance」は、デヴィッド・ボウイとナイル・ロジャース(Chicのメンバー)とのコラボレーションによって生まれました。

 

1982年、ボウイはロジャースにプロデュースを依頼し、彼の音楽スタイルに新たなエネルギーを注入しました。

 

ロジャースはこの曲について、「ボウイは私に『ヒット曲を作りたい』と言ってきた」と回想しています。二人は一緒に作曲を進め、ファンクとロックの要素を融合させた独特のサウンドを作り上げました。

 

「Let’s Dance」の録音はニューヨークのパワーステーション・スタジオで行われ、わずか数週間で完成しました。

 

異文化とダンスの融合

「Let’s Dance」のプロモーションビデオは、デヴィッド・ボウイがオーストラリアの田舎町で撮影したものです。

 

ビデオには、アボリジニの若者たちが登場し、彼らの文化や生活が描かれています。監督はデヴィッド・マレットが務め、彼はボウイの他のビデオも多く手がけています。

 

このビデオは、異なる文化の美しさとダンスの普遍的な喜びを強調しています。特に、アボリジニの若者が赤い靴を履いて踊るシーンは、ボウイがサビで歌う「赤い靴」とリンクしており、視覚的なインパクトを与えています。

 

「Let’s Dance」ヒットチャート情報

「Let’s Dance」は、1983年4月にシングルとしてリリースされ、瞬く間に世界中で大ヒットしました。

 

この曲は、アメリカのビルボード・ホット100で1位を獲得し、イギリスのシングルチャートでも1位に輝きました。また、カナダ、オーストラリア、ドイツなど多くの国々でもトップチャートにランクインしました。

 

売上に関しては、「Let’s Dance」は全世界で約700万枚以上のセールスを記録しました。この成功は、デヴィッド・ボウイのキャリアにおいて重要なマイルストーンとなり、彼をさらに国際的なスーパースターへと押し上げました。

 

デヴィッド・ボウイについて

デヴィッド・ボウイは、1947年1月8日にイギリスのロンドンで生まれ、本名をデヴィッド・ロバート・ジョーンズといいます。

 

彼は、60年代後半から音楽活動を開始し、70年代に入ると「ジギー・スターダスト」や「アルアディン・セイン」などのアルバムで一躍有名になりました。

 

ボウイの音楽スタイルは多岐にわたり、ロック、ポップ、ソウル、エレクトロニカなど様々なジャンルを融合させた斬新なサウンドで知られています。

 

また、彼の舞台パフォーマンスやビジュアル表現も非常に革新的で、多くのアーティストに影響を与えました。

 

2016年1月10日、デヴィッド・ボウイは69歳でこの世を去りましたが、彼の音楽と影響力は今なお世界中で愛されています。

 

 

#元気をもらえる曲

 

同じネタで投稿する

 

他の投稿ネタを確認する