グリーンウォーターとPH | 自分を信じろⅢ

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雪国に住むリターンライダーのブログです。

2022.6.24


メダカ飼育を始めるにあたって、初めて耳にした言葉「グリーンウォーター」


成魚になればいろいろなものを食べられるメダカですが、生まれたての針子はグリーンウォーターがないとどうにもならん印象。


針子をくれた人は、親の餌さを磨り潰してあげれば大丈夫!と言いましたが、生まれたてにやっても食べ残しが多すぎて不安が過ります。


食べ残し=アンモニア→亜硝酸→硝酸塩※

アンモニア・亜硝酸は有毒ですし


(※硝酸塩が増えると酸性になりすぎてポツリポツリ落ちていく。)


まして立ち上げて2日のスポンジフィルターでは、バクテリアがここまでの仕事をこなす自信もありません。


やはり


グリーンウォーターがよろしいようですから、


早速、知り合いに飼育水を分けてもらい培養しました。


もらって4日かなり緑
(・培養の仕方は貰ってきたグリーンウォーターに少量の園芸用の液体肥料を入れて日向に置いとくだけ。)

こちらは、1ヶ月

いい色でしょ!?匂いもよし♪♪
50リットルケースですから余裕もあり

こちらには、0.8cmまで育った稚魚を10匹入れてテストしてます。
あまり濃いグリーンウォーターは酸欠!の恐れがあるらしいですが、2週間経過しても皆さん元気!しかも餌なしで大きくなってます♪
(週一でバケツに二杯薄めてますが)

あと、

グリーンウォーターは、アルカリ性に振ってくれるようで、これまた安心。普通の飼育水は、生物分解を済ましても硝酸塩が増えて酸性に傾くので定期の水換えが必須です。

気になったのでちょっと実験してまました。

薄いグリーンウォーターと濃いグリーンウォーターとそれぞれを濾した水のPH。

結果は、植物性プランクトンを除いた水は、明らかに酸性。

面白くないですか?

理由は、よく知らんけど(笑


アンモニアや硝酸塩の試薬は高いし面倒ですが、PHを測るだけで水の状態がある程度想像できそうなところも面白い。

グリーンウォーターは、夏場しかなかなか管理するのが難しいことや酸欠!魚の観賞が難しいなど欠点はありますが、生まれたての針子飼育には欠かせないもののようです♪♪

ちなみに、

PHがアルカリ性へ1上がるとアンモニアの濃度は10倍、水温が5℃上がると1.5倍、10℃上がると2倍と上がるそうです。

水とPHの関係ってなかなか興味深いものがありますね。