2022. 12. 27




本日は検診日


プラス 口の中が異様に痛いみたいで

感染の疑いのため、CTを撮りました




結果を聞きに息子と診察室に向かいました




⚫︎感染の可能性が高いので毎日通院か入院すること 入院になると年末年始を病院で過ごす事になること

⚫︎今のところ、抗がん剤の効果がないこと


先生が優しい口調でサラリと伝えました




息子は即座に「入院で」

と答えました




病院生活が嫌だと言ってたのに

通う体力がないほど

体が本当にきついんだなと思いました


抗がん剤については何も言いませんでした





息子は入院準備するために

コロナ検査する場所へ移動しました








その時 看護婦さんが

「ちょっと先生が、お話しがあるって」

と肩をポンとたたきました



一瞬で、胸や胃がぐーっと締め付けられました









先生「まず2週間たった今、抗がん剤の結果が思   わしくありません むしろ進んでます」


少し前の画像と今回の画像を私に見せました





体中が硬くなり顔もこうばる





先生「、、次に投与する抗がん剤も

   もしかしたら期待できないかもしれません」



やはり、命の時間が

あまり多くの時間はないかもしれません

というような表現をされました




私は我慢きれず泣きくずれました

看護婦さんが私の肩を抱き寄せました








いや信じられない

病気なんて風邪くらいしか

してこなかったじゃんか



……怖い



息子を失うのが怖い

息子は耐えられるのだろうか

どうやって支えたらいいのか

何が私に出来るのか


いやわからんじゃんか

神でもないのに寿命なんてわかるもんか




感情がぐちゃぐちゃでした





ブログを書いてる現在は

この現実がスッと入ってくるけど

当時は心の中に全く入ってきませんでした







コロナ検査から息子が帰って来て

ポツリと言いました

「…ガン、消えてないみたいだね…」





溢れそうになる涙をこらえて

「大丈夫、まだ始まったばかりだよ」

と言いました





入院する息子を置いて

私は荷物を取りに家に帰りました






気の遠くなるような、長い長い帰り道でした