それは昨日のこと。

通過待ちをしている電車に乗っていると、

年配のおじさんの声が聞こえる。

私は車両の端にいて、

その声は同じ車両の反対側から聞こえるけど、

どの人の声かはわからない。

酔っ払いが大声出しているのは

よくあることだし、

あまり気にとめなかった。

青首大根寒


でも、まだ言ってる?!

終了しないから死なないんダァ~
(@ ̄Д ̄@)


あー、絶対酔っ払い!

ふぅーん。お仕事の夢でもみてるのかな?
らぶ② らぶ② らぶ② らぶ② らぶ②


終了しないから死なないんダァ~

まだ言ってる・・・・


え゛!上げ上げ

ああ!そうか!

私もだ。

私もなるはずの人になってないし、

やるべき使命を全うしてないわ。

私もまだ死なないんだ!

と、なんとなく納得してしまった苦笑


すると、その声はしなくなった。

その人が寝てしまったのか

それとも

そもそも居なかったのかは

わからないまま。