ファッションの楽しさを伝え、あなたのファッションをブラッシュアップ！
オーダーメイドスタイリスト・バイヤー・神崎裕介のブログへお越し頂き、ありがとうございます。
まぁSNS全盛の時代でございます。
この三大メディアを筆頭に、
次のビック3を狙う新興メディアも
どんどん伸びてきている現状。
まず落ちるのはTwitterかな？
そんな中、
ファッションとSNSの関係について
ずっと考えていたことを綴ってみます。
まず忘れてはいけないのは
SNSにおいてファッションは
大きなフックである
という事。
例えば、同じ人が
こんなカーディガンと
こんなカーディガンだったら、
赤いのを着た方が目には止まる訳です。
そして、お洒落だな♪
と思う人のフィードにはつい、
目を止めてしまうでしょう。
現代人が一つの事にかける時間は
5秒単位と言われています。
SNSもササッと流し見しますよね？
なので、
明るい色を着ろ！
とにかく目立て！
というのも一面の真実ではあるし、
お洒落でいた方が確実にいいのは
間違いのないこと。
僕も着映えだとか写真映りを考慮して
セレクトする事も沢山あります。
だけども、
じゃあインパクトがあった方がいい！
バズも起こせる！
と考える人がファッション界にも現れ、
こんな感じのファッションを
持て囃す人もいます。
そりゃあ話題にはなりますよね！
でも、来年着る？
着ないでしょうね。
決して安くない物の無駄遣いです。
しかも皆んなが揃ってこれを
着出したら、逆にそのアイテムが
共通アイコンになってしまって、
着ている人が没個性化してしまう、
という現象が起こってしまった。
ここで「SNSで映えるファッション」
というアプローチは既に終焉した
と言っていいと思います。
じゃあ何がいいのか？
結局、
その人自身の魅力が出たファッション
しかないんですよ。
SNS全体の動向を見ても、
チェックする対象が増えすぎたからこそ
逆に興味のある人だけをチェックする
ようになり、
今日こんな素敵な所に行きました(キラキラ)
今日も私素敵です(キラキラ)
という薄っぺらくて失礼派手な投稿よりも、
その人が今何を考えているか？
この出来事についてどう考えたか？
どんなライフスタイルか？
というリアルな部分の方へ
関心が移っていっている。
今SNSは”読み物”なんです。
その人が語る言葉に
投稿する写真が合わさって
ひとつの作品になり、
それが積み重なっていくことで
世界観が出来ていく。
そんな流れの中で、
目を引くためだけのファッションを
纏うというのは、時代に逆行している
だけでなく、世界観を壊す事になる。
”その人のリアル”に関心が集まっている
のですから、やっぱり洋服もリアル感が
あった方がいいのは言うまでもありません。
自分が好きなもの、
テンションが上がるもの、
個性と調和しているもの、
個性を引き出してくれるもの、
見ている人が、それを着ている
シーンが浮かぶもの、
そんな服を着る事が、
結果的にSNSでも信頼を得ていく、
仕事を依頼される事に繋がっていく
と僕は確信しています。
自分起点で、魅力が発信できる
ファッションへ。
答えは、自分に聞けば簡単ですよ♪
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