バイヤー神崎裕介のブログへお越し頂き、ありがとうございます。
昨日の夜中、
仕事をしながらTVを見ていたら…
業界で人数が少ない方の性別の人に
不満をインタビューする
という番組をやっていました

サンドイッチマンのまぁまぁマイク
関東ローカルのようですが。
土木業界で働く女子からは、
(ドボジョというらしいです)
服がブカブカなものしか売ってない

なんて女子らしい不満があったり、
主夫(主婦じゃなくてね)の方からは
幼稚園に毎日迎えにいくと
8割方無職に見られる

なんて不満もありました(^_^;)
まぁまだ世間はそうかも…
個人的に興味深かったのは
男性のネイリストさん。
もちろん女性相手に施術するんですが、
ウケたのが
おネエに見られる

という不満!
ええ、僕もたまに言われますとも(笑)
ひっそりそうかも…と思ってる方!!
安心してください、
ノーマルですよ!
…いやそれが主題じゃなくて(^_^;)
そのネイリストさんの一番の不満は
男性だから女性より下手なんじゃないか?
と思われている事だったんです。
女性の方が手先が器用で繊細
という認識があるんでしょうかね?
その方はかなりランクの高い資格も
取っていて、お客様にはとても満足して
頂いてるようでしたので、それは
偏見みたいなものでしょうけど。
僕がやっている仕事でもある
ウィメンズのバイヤーも個人店レベル
ではかなり少数だし、
ファッションアテンドも、男性が女性に
という括りで見ると結構レアなようです。
男性だから試着して試せない
という面は確かにあるし、
感覚が違うから不安
と思われる方もいると思います。
ただ僕がお伺いした中で好評な点は
まさにそこでして

男性の感覚で選ぶことが新鮮
と言って頂くことが多いのです。
自分が着れない分、客観的に
主観を入れずにセレクト出来る
という点においては自負があります。
着れない分はバイヤーとしての経験
でカバー。生地やカッティングに
ついては見て触れば着た時の
シルエットが分かります。
個人的に見ていて残念に思うのが、
女性のスタイリストさんが
自分の好みのアイテムを着せて
分身を作ってしまっている時。
その人のようになりたいという
という事ならいいと思いますが、
そうでないなら、やっぱりそれは
違うんだと思う。
その方の好みのラインを崩さず、
かつ捻りやアクセントを加えて
新鮮なアイテムやスタイリングを
提供する。
これは客観的な視点を持っていないと
出来ないこと。
そんな視点が必要だな、面白いなと
思ってくださったら、
ぜひお声がけくださいね(^-^)/
将来的に、女性を相手にする業界で
働く少数男子を集めてコラボしたら
面白いかな~なんて、、
完全におネエの集団に見られるな(ー ー;)