たぶん大丈夫に | ∵スキルス胃ガンなんだもん 東京テラピー生活~ゾウ蔵が病院に行く

∵スキルス胃ガンなんだもん 東京テラピー生活~ゾウ蔵が病院に行く

未だガールライフを送り、スキルス胃がん治療中。
6年生に進級。

手術後、いくつかのレジメンの後、
現在は、胃がんには未承認レジメンで化学療法中。

主治医も五代目になりました。
そして、もう一人の主治医が並行してついてくれることになりました。

「話して泣いて」


皆さん、ありがとうございます。

病院に行って来ました。

盛りだくさんの半日になりました。


もしやと思い立ち、専門看護師に相談をお願いしたら、

いきなりだったのに時間を調整してくれました。

他にアポはないようでしたが、多忙なこの人は、

何度も後で後でとPHSに答えて、面談中ですからと中座を避けてくれました。

ある程度、よくあるパターンでちゃんと立ち直れると思えるとのことでしたが、

希望するなら一度メンタルケアを受けるのもいいとなりました。

最後に会ってくれてよかったと締めつつ、ぼろぼろ泣いていました。


主治医も同意し、院内紹介状を出してくれました。

初めて見たべそかき顔の私に驚いていました。


メンタルケアのナースと診療予約の打ち合わせをしている最中にも

目じりが湿っていました。


そして長いケモ時代を支えてくれたケモ室に

今でも顔を出すのが習慣になりました。

副作用きついときより、こたえている私に、

ここへきて坐って話してと声をかけてくれました。

またまたぐしゃっとなりました。


最後に、今日はCTスキャンがメインだったので、

さすがにここでは泣くまいとじっとしていました。

が、スカートのウェストがずいぶんゆるいのに気づいたところに、

ナースが体重40キロありますか?と聞かれ、たぶん・・・・

ホント?と念をおされ、食欲が落ちているので自信なしでした。

造影剤の量は40キロラインで変ります。


出社するのは気が進みませんでした。

テンション爆発するか、淵にまっさかさまに落ちるか、キリモミ状態になるか。

自分が、それこそこわかったです。

仕事を忙しくこなしているうちは雑念は入らないのがいいです。

低空飛行でも進んでいました。


昨日の夜みたいな状態からは抜け出せたと思います。

同じ泣きでも、嗚咽にはならなくなりました。

でもカイシャで話す自分の声がしわがれた泣き声に聞こえてました。


もうしばらく、そっと、そっと、しています。