ホロスコープの月について説明します
月があらわすもの
・感情、潜在意識、女性性エネルギー、過去、心理的欲求、インナーチャイルドなど
月の年齢域
・0歳から7歳
月はその人の感情やその人が求める快適さなどをあらわします。
太陽は意識して開発していくもの、月は無意識に発動されるものです。
月の年齢域は0歳から7歳ですが、その期間の子どもは目に入るさまざまなことを吸収していきます。
生まれもった性質に加えて、母親や養育者がどのように関わったかも、その人の性格や行動パターンに影響を与えます。
月をみることで月の年齢域に形作られた行動パターンが、今の人生にどう反映していて、どう改善できるのかもみていくことができます。
月は心理的な欲求もあらわしますが、人は欲求を満たすために日々いろいろな行動をしていると思います。
子供の頃に充分な安心感を得られなかった場合は、不安なまま日々を過ごすことになり、その不安を消そうとするような行動が多くなるかもしれません。
出生ホロスコープの中で、月は太陽と同じように重要な天体ですが、人生の中で月の欲求を満たすことばかりに時間を費やしてしまうと、太陽が求める自分らしく人生を切りひらいていくということができなくなってしまう可能性もあります。
月が示す内面世界と、太陽が示す人生の目標の両方をバランス良く意識していくことが大切です。
月が求めていることを知り、その求めていることを満たしながら、太陽が指し示す方向性に向かえると、人生が充実したものとなるはずです。
月と他の天体とのアスペクトからは、子供時代に受けた心の傷についてみることができます。
心の傷を癒すことは簡単な事ではないのですが、出生ホロスコープ全体をみていくことで、その傷をどのように癒し、自分らしく生きていくかの手がかりが見つかります。
次は各星座の月について説明していきます🙇