なんで 仇名がウシなんですか?
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与論島って何処にあるんですか??
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電気はとおってるんですか???
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よく最近
聞かれるので実家に電話してみよう‥












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トゥルルル トゥルルルル
(ヨロンに携帯あります
auがつよし)




親父殿「おー。智史どうした?」

智史 「親父ー。俺はなんで
「ウシ」なの?!」

親父殿「俺も 『ウシ』だよ」

親父殿「それはねっ。」




父が教えてくれました





我が故郷には
代々 生まれた時につける
戸籍上とは別の名前
サブネームが ありまして。
それが 先祖代々からローテーションで回ってきます。
自分自身では選べないのですが。
それを与論島では







『ヤーナー』
訳:家の名前

といいます。






【一例】
男性では

ハニ • マニュ • ジャー • ウシ
トゥク • マサ • タラ

女性では

ナビィ • マグ • ハナ • カミ
ウシ • ムチャ • ウンダ



そして
男女共通

 マチ • カミ • ハマドゥ • ウシ

ざっと30種類ぐらい
あります。


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僕の名前のウシは


ウシ = 牛




女性の名前のウシは

ウシ = 臼

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男のウシは

「畑を耕して。頑張る。働き者」

女のウシは

「穀物をひいたりして。
食料を供給する臼」



ちなみに

ハナ = 花

カミ = 亀

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Twitterなどでは ウシ ウシ
言っていますが。この様な理由です。
好きな名前なのです。



これは先祖の古い名前なのですが
与論島民の古代の生活では
なにが大切だったか‥
垣間見れるようで。おもしろいです。




この名前を知ったのは
中学生ぐらいの頃で
最初は
あまり好きではありませんでした‥

「ウシなんてかっこ悪いな‥。
早く帰ってLUNA SEAでも聞こう。」

という風に思っていましたが。


いろいろな理由もあるのですが。
いまでは。
スッカリお気に入りの名前
になりました。
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与論島の古文書にもかいてあります。

『当時はなんの気もなく聞き流していたことが。今その言葉が、驚きとともに、脳裏に大きく鮮やかに蘇ってくるのである。』と、
まったくそのとうりです。

この風習を大切にしていきたいと
おもいます。
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村上”ポンタ”秀一
ジョセフ”ジガブー”モデリステ
ジョン”ボンゾ”ボーナムの様に。



ドラムを頑張っていきたいです。



なぜこの様な風習がのこったのかは
Part 2の時にでも。乞うご期待。


川畑『usi』智史を
何卒宜しくお願いいたします。

ウシ

P.S:噂できいたのですけど。
最近では 神主さんが
島外から きた人に、
正式ではないですけど、
『じゃあキミは 「ハニ」だなっ。』
と 口頭で 名前をつけてくれる
ケースもあるらしいですよ。
おもしろいですね。

次回予告:
兄よ。兄よ。兄よ。
お兄さん。
ヨロンマラソン完走パーティー
お疲れ様。一緒に呑もうじゃないか。

お楽しみに。