介護職の賃上げ、その現実は?
岸田首相が「6,000円(相当)の賃上げ」といっていた「介護職員処遇改善支援補助金」が実際に振り込まれました。
今回はその詳細と2024年3月の給料を公開。
(あくまで「こんな介護施設もある」程度でお読み下さい)
特別養護老人ホーム
正規採用職員(週40時間勤務)
介護福祉士資格あり
3月の給料
【総支給額】 26万6,372円
【手取り】 19万8,295円
一時金(介護職員処遇改善支援補助金)
【総支給額】 11,400円
【手取り】 9,292円
手取り合計 207,587円
基本給、19万5,900円。
一時金として振込まれたのは2月と3月、2ヶ月分の「介護職員処遇改善支援補助金」で、1ヶ月分の支給額は 5,700円。
手取り額にすると1ヶ月分は 4,646円になります。
まぁ、最初から「介護職の収入を2%程度、月額平均6,000円相当引き上げる」といっていたし(6,000円賃上げとはいっていない)、その中から介護保険料や所得税などの税金が引かれるのも当然といえば当然。
でもさ、人手不足の介護業界。これで介護職の成り手が増えたり、いま働いている介護職が将来に希望を持てたりするのかな・・・
ブログ更新「ミカタのシンプルスタイル」介護職の給料公開2024年3月分