自宅介護、3世帯に1世帯が75歳以上同士
厚生労働省がこの12月、昨年の高齢者への虐待件数を発表しました。
それによると、昨年2020年の家族や親族らによる高齢者への虐待件数は、1万7,281件で過去最多。
高齢者の親族や同居人などが加害者となったケースの相談・通報件数も、3万5,774件で前年度より1,717件多くなりました。
一方、昨年は過去最多だった介護施設、事業所の職員による高齢者への虐待件数は595件と昨年より減少。
ただ担当者は「家族からの相談が減っている。コロナによる面会制限で、虐待に気付きにくくなったと推測される」と指摘、外部の目が届きにくくなっているとの認識です。
今回は老老介護の末の殺人という、仙台と東京のいずれも80代の夫婦、姉妹の事件を取り上げています。
ちょっと重い話題ですが、介護はひとりでは大変。
レスパイトケアといって介護する人の休息も必要です。
「ミカタのシンプルスタイル」