「私、それ好きだわ」
ものもらいの
治療で行った眼科で
突然
看護師さんに褒められた。
診察前の
看護師さんのヒアリング
「飲んでいる薬は変わりない?」
最近飲み始めた
高血圧の薬を
言わないと
でも
こっちの薬って
覚えにくいし
なんて発音するか
いつも悩む。
そんな時に
役立つのは
手作り
お薬手帳もどき。
今まで
処方された薬を全部
貼ってある。
聞かれるたびに
なんだったかな?
って考えなくていいし
看護師さんも
見るだけで
私の危うい発音を
聞き取らなくていいし
正確なので
お互いに助かる。
自分のために
作ったのに
看護師さんに
Good
と褒められて
なんだか
嬉しい。
病院に行く時
一番ストレスなのは
いろいろ
聞かれること。
もう
症状を伝えるだけでも
いっぱいなのに
そこから
今までの病歴や
飲んでる薬
いろんな記憶を
呼び起こさないといけない。
かかりつけ医に行ったのは
いつ?
なんの薬を
どんな量で飲んでるの?
大腸検査をしたのは
いつ?
次の専門医の通院は
いつ?
その手術をしたのは
いつ?
直近の
マンモグラフィーをしたのは
いつ?
専門医は誰?
次の眼科検診は
いつ?
両親の既往症は何?
アレルギーのある薬は?
もう
データベースに
入っているんじゃないの?
ってくらい
何度も何度も
聞かれるし
新しい専門医に
行く時は
また最初から
全部聞かれる。
そんなに
いろいろ覚えてない
それで
作ったのが
この病気ノート。
最初は
処方された薬を
スクラップしていただけだけど
年を取るとともに
どんどん病院に
かかることが増えてきて
通院のスケジュールを
追加
検査の予定や
手術日
今では
毎日の血圧のログまで
とってる。
このログは
かかりつけ医に
好評で
地味に
嬉しい。
このアイディアは
実は母のもの。
病気ばかりしていた父の
病歴ノートを
作っていた母に
感謝。