アメリカ人の
素敵なキッチンを
拝見させていただくため
夫の教会の
勉強会について行く。
持ち回りで
お宅をめぐる。
今回のお宅は
前から気になっていた
おばさんのうち。
引っ越してきた
ばかりのようで
最初に会った時から
気になっていた。
お孫さんがいらっしゃるから
おばあちゃんなんだけど
なんとなく
普通のおばあちゃんと
違う感じがする。
髪は一つに
後ろにまとめ
太い黒縁のメガネ
大ぶりのシルバーの
アクセサリーに
洋服は
いつも黒一色。
昔はやった
アパレルの
ハウスマヌカン風。
ハウスマヌカンは
今は死語らしく
いわゆる
ショップ店員さんです。
この田舎では
見かけない感じの
おばあちゃん。
そのおばあちゃんの
キッチンはどんな?
拝見できるのが
楽しみ。
外から見るお家は
小さめで
ご夫婦2人で
ダウンサイジングしました
って感じ。
でも中に入ったら
すごく素敵だった。
部屋の間仕切りも
普通とは全然違い
迷路みたい
絨毯も
トラディショナルな模様ではない
垢抜けた感じ。
デコレーションは
全て秋で
統一されている。
キッチンは
今流行りの
白いキッチン
カウンターの上は
スッキリ
お料理に使うものは
何も置いてない。
アイランドは
大きなガラスの入れ物に
パンプキンのデコレーション
すごく大きなキッチン
ではないけれど
綺麗に
整頓されていて
要らないものは
何も置いてない
暖かいキッチンでは
ないけれど
スタイリッシュな
キッチン。
黒い洋服を着た
おばさんが
このキッチンに立ったら
すごくしっくりくる感じ。
キッチンを見たら
その人がどんな人か
わかりそう。
この日の
リフレッシュメント担当は
私だったので
何を持って行っていいか
わからないから
Costcoで
ケーキとクッキーとチップスを
買って行った。
おばさんに
迷惑をかけないよう
使い捨ての
コップとお皿
カトラリーも持参した。
でも
スタイリッシュおばさんには
それは我慢できないらしく
素敵な
パンプキンのお皿と
素敵なグラスを
用意してくれて
これを使ってね
やっぱり
スタイリッシュな人には
使い捨てカップは
似合わないな。
ここまで
信念を貫くおばさん
なんだかとっても
いいなって思う。
キッチンと住人の関係
なんだか気になります。