英語はペラペラ

日常生活には

なんの支障もありません

 

ってほどの英語じゃ

ないけれど

 

ポーランド語や

フィンランド語に比べたら

 

中学から

英語教育を受けて来た分

 

とりあえず

なんとなくの英語でも

生活できている。

 

英語より

もっと困っているのは

 

ベッドメイキング。

 

もっと言えば

ベッドデコレーション。

 

ベッドを

デコレーションするなんて

 

親に教えてもらったことも

見たこともなかった。

 

赤ちゃんから

小学生になるまでは

 

多分

畳に布団を敷いて

寝ていた。

 

小学生で

2段ベッドに

グレードアップ。

 

しかし

田舎だからか

母の好みか

 

引き続き

ベッドに布団敷いて

寝てた。

 

その後

2段ベッドから

普通のベッドに

変わっても

 

敷布団は

健在だった。

 

結婚後

いつの頃からか

 

敷布団はなくなり

 

ベッドパットのような

シーツに変更

 

それでも

上にかけるのは

掛け布団やタオルケット

 

母仕様の

日本風。

 

いまでも

日本における

正しいベッドメイキング

 

母仕様が正しかったのか

わからない。

 

そんな私が

アメリカに来て

 

最初に困ったのが

ベッドメイキング。

 

マットレスプロテクターって

なに?

 

ボックスシーツは

良いけれど

 

その上に乗せる

フラットシーツって

なに?

 

シーツじゃなくて

タオルケットや毛布で寝たいと

 

日本から

タオルケットを持ち込んだ。

 

キルトと

コンフォーター

 

どっちが上で

どんな順番?

 

キングサイズベッドは

二人なのに

 

なんで

枕は4つ要る?

 

ベッドなのに

何故にクッションを

3つも乗せる?

 

いらない枕や

要らないクッション

 

寝るのに

すごく邪魔!

 

アメリカ式の

ベッドメイキング

 

習う機会もなかった私には

ちんぷんかんぷんだった。

 

それでも

なんとか自己流で

今までやって来たけれど

 

なんだか

違う感は否めない。

 

私が目指す

ベッドメイキングの師匠は

義母。

 

これぞ

アメリカン!

なベッドメイキングなのだ。

 

最初に泊まった時は

感動だった。

 

シャビーシックな感じの

キルトに

 

レースがあしらってあり

 

薄いピンクが

すごく可愛い。

 

シーツから

枕やクッション

キルトにコンフォーター

ベッドスローまで

 

きちんと

色とスタイルが

統一されている。

 

ホテルの

ベッドメイキングのような

冷たさがなくて

 

懐かしいような

暖かい感じ。

 

こんなベッドで

毎晩寝たい

と思えるような

ベッドメイキング。

 

そんな気持ちを持ちつつも

適当に

ベッドメイキングをしていた。

 

でも

何気なく見た

YouTube

 

シーツの

三角折りにしびれた。

 

こんな

綺麗なベッドを

作りたい。

 

YouTubeで初めて

ちゃんとした

ベッドメイキングを学ぶ。

 

Youtube通りに

作ったら

 

なんだか

素敵なベッドができた。

 

ベッドルームに

行くたびに

 

ホテルっぽくて

見るたび嬉しい。

 

毎日

綺麗にするの

めんどくさいな

 

と思うと思ったけれど

それが

全然面倒じゃない。

 

また

綺麗になると

 

なんだか

ウキウキする。

 

暇な主婦だから

ベッドメイキングが

楽しい。

 

クッションや

ベッドスローを変えて

 

違う雰囲気も

試してみたくなる。

 

知らないことで

モヤモヤしてたけれど

 

やり方がわかるだけで

こんなに

気分も変わるなんて。

 

こういうことは

なかなか人に聞けない

 

学校で学ばないことが

いっぱいあるのが

海外生活。

 

Youtubeがあって

本当に助かった。