「今日は
東京に泊まってくるから」
2泊3日で
友人に会いに行くようで
意気揚々と
出かける準備の息子
「ホテル決めてるの?」
に
「どうにかなるでしょう!」
週末の東京
そんなに甘くないよ
結構田舎の
我が実家
日帰りできるけれど
泊まった方が
楽な気持ちもわかる。
夜遅くまで
友達と遊べるしね。
母からのお小遣いで
お財布が潤っているからか
気も
大きくなってる模様。
心配しても
聞く耳持たない息子。
どうなっても
経験は大切
もしかしたら
泊まれるかもしれないしね。
しかし
夜になり
心配してた通り
「ホテルがまだ見つからない」
のテキスト。
そして
しばらくして
「帰ってもいい?」
なんとか
終電に乗れる時間
夜中に
東京をさまようより
夜中に
駅まで迎えに行ったほうが
まだマシ。
サイトで探しても
どこも空いてなかった
と言う。
お金を出せば
見つかるかもしれないけれど
そこは
貧乏学生。
インバウンドの
旅行者が多いし
東京での
週末の宿泊
予約なし
どう考えたって
泊まれる気がしない。
息子の無知さに
あきれるけれど
身をもって
現実を知ったのは
よかった。
翌日
もう一度東京に
出かけた息子。
今日の宿泊は
しっかりした友人が
予約してあるそう。
息子にも
その友達みたいに
なって欲しいものです。