「今年一番
可愛い作品だよ!」
陶芸クラスに
入った途端
先生に
呼び止められた。
クラスに行っても
一言も先生と話さないことも
あるから
話しかけられたことに
まずびっくり。
なんか
そんなもの
作ったっけ?
先生が言ってるのは
例の大量に作ってしまった
うさぎのことだった。
小さくて
細々してるし
大量に
作ってしまったから
先生に
「釜に入れるのが
めんどくさいな」
って思われてるかも
しれなくて
ビクビクしてたから
ちょっと嬉しい。
クラスで話したことなかった
人まで
わざわざ見にきて
かわいい〜っ
て言ってくれて
舞い上がってしまう。
アメリカ人
こういうの好きなんだ。
嬉しい反面
これを陶芸というのは
日本人として
どうなのか?
ちょっと悩むけれど
やっぱり
褒められると
嬉しい。
ちょっと前
もう辞めようかなぁ
なんて思っていたけれど
単純なので
やる気満々になってしまう。
陶芸って
言えなくても
自分の好きなものを
作れるのが
趣味。
やっぱり
陶芸楽しい。
嬉しくて
ボーリングふうに
並べてみた。
ボーリングの球を
作ったら完璧。
でも
ストライクを取ったら
全滅。
キッチンは
すでに
イースターモードです。