やっと

ジムのプールの

リニューアルが

終わった。

 

長かったなぁ。

 

ほぼ一ヶ月

泳いでないと

体重も心配。

 

早速

再開した日に行ってみると

 

フロントに

サイン。

 

プール再開日は

来週です。

 

えーーー!

 

もう

水着を着てきたのに。

 

予定は未定

電話で聞くべきだったな。

 

泳ぐ気満々だったから

この気持ちを止められない。

 

近所の違うジムの

小さくて

2レーンしかないプールに

行くしかない。

 

こんなに小さいのに

このプール

いつも人気。

 

いつも誰かが

泳いでる。

 

でも30分ルールがあるし

Kindleがあるから

 

プールサイドで

本を読みながら

待ってみる。

 

待ってるのは

私一人だから

順番は次。

 

後から

おじさんが来たけど

私が先だしね。

 

すると

泳いでいた若い男の人が

おじさんに

 

もう、終わりですから

どうぞ!

 

と言った。

 

なんで?

先に待っていたのは

私なのに。

 

ここで

バシッと言えない私。

 

時間あるし

もうちょっと待つかぁ

 

やっぱり

私、透明人間なのね。

 

動揺しつつも

Kindleを読み続ける私に

 

おじさんが近づいてきて

 

順番待ってたよね?

 

はい、でもお先にどうぞ。

 

といじけた風に言うと

 

いやいや

待ってる人を飛ばしたくはないからね。

どうぞ!

 

おじさん

いい人だった。

 

いじけた態度をとって

ごめんなさい。

 

私待ってました

と、ちゃんと言えなかったのが

一番悪いけれど

 

それに気づいて

譲ってくれたおじさんに

 

なんだか嬉しくなった。

 

もっと強くなりたい

と思いつつ

 

おじさんみたいな

いい人がいるなら

 

そのままでもいいかも?

 

嫌なことの後には

もっといいことが

ありました。