アメリカでは
1月2日は
普通の日。
仕事も学校も
いつも通りで
お正月気分はゼロ。
それで
今回助かった。
年末に気が付いた
息子のパスポート更新。
切れるのは
6月だけど
最近
パスポートにかかる時間が
笑っちゃうくらい
尋常ではない
すでに
夏に間に合わない
くらいかも。
その上
心配性の夫がいるから
パスポート如きでも
大事になる。
年末の休み前に
申請すれば良かったのに
自分が一緒じゃないと
心配で任せられない
年齢的にギリギリで
オンライン申請できないのが
ストレスらしく
もう
爆発しそうな夫。
たかが
パスポートなのに。
パスポートができるまで
日本のエアチケットは
買わないで!
なんて
馬鹿なことを言い出したので
年明けすぐに
申請に行くことに。
これがちょっと
手間がかかる。
まず
郵便局のサイトで
パスポート申請の予約をする。
郵便局でパスポートを作るの?
最初はびっくり
でも
近所で申請できるから
わざわざ
パスポートセンターを作るより
お役所にとっても
申請する人にとっても
いい気がする。
年末はお休みなので
一番早い1月2日で予約。
こういう時
二日から普通に営業しているのも
助かる。
ただ
このサイト
繋がりにくかったり
処理時間が長かったり
確認書が来なかったりの
困ったサイトで
予約できたかどうか
かなり不安。
でも
郵便局がお休みなので
聞くこともできず
とにかく
行ってみるしかない。
お正月明け朝イチに
パスポート作る人なんて
うちくらいだから
もし
予約できてなくても
どうにかなりそう
と思ってしまうのは
在米が長い証拠かも。
年明け二日に
郵便局に行ってみると
案の定
予約ができてないようで
郵便局のおじさんが
首を傾げる。
やっぱりね。
でも
その時間に
予約している人もいないし
サイトに不具合があるのも
わかっているらしく
大丈夫だよ!
申請してあげるから!
こういう
ゆるいところ
本当に好き。
予約取り直して
出直して!
って今更言われたら
脱力する。
申請書も問題なく
写真も撮って
最後に支払い。
じゃ、小切手で!
のおじさんの言葉に
心臓が凍る。
小切手!
なんて普通持ってないよ。
この時代に
小切手なんかい!
せっかくここまで
来たのに。
うちに戻ったら
30分はかかるけど
待っててもらえるのか?
そこでおじさん
最初の神対応
現金かデビッドでもいいよ!
現金ならある!
最近
クレジットカードの手数料が
取られまくってるから
少し多めに
現金を持つことにして良かった!
手数料35ドル
写真代15ドル
50ドルなら現金で大丈夫!
と思ったら
おじさんは180ドルと言う。
えー、100ドルしか
持ってない。
パスポート代
130ドルを
忘れてた。
確かに
パスポートが
50ドルな訳はない。
お財布をゴソゴソしてると
そこでまたまた
おじさん
2回目の神対応
手数料と写真代は
クレカでもいいらしく
かき集めた現金130ドルと
クレカ50ドルに
マネーオーダーの手数料2ドルで
一件落着でした。
本当に
心臓に悪い。
7週間から10週間で
郵送されるそうで
出発までには
間に合いそう。
いろいろあったけれど
あのおじちゃんで
助かった。
予約なしでもやってくれたし
目をつぶった変顔の息子の写真も
取り直してくれた。
いつも不満ばかり言ってるけれど
このゆるゆるな感じに
いつも助けられている。
日本の丁寧な対応と
アメリカのゆるゆるな
どうにでもなる感じ
この両方が
一緒になったら
最強なのに。