ドクターは

いい人ばかりなのに

 

病院の受付の人は

無愛想な人が多い。

 

こちらはお客だけど

まず笑顔はない。

 

忙しい時は

「ちょっと待ってて。

終わったら受付するから」

 

顔を上げずに言い放つのは

すっかり慣れた。

 

「どうぞ、ごゆっくり」

と返しても

無言なのもいつものこと。

 

全然いいんだけど

こうなると

ちょっと笑顔も見てみたい。

 

ここからは

スーパーナイスを

心掛ける。

 

今日は

診断書をもらうだけ

 

この3分で

笑顔にする!

 

ナイスと笑顔を

心がけ

 

最後に

満面の笑みで

「書類、ありがとう」

でとどめを刺す。

 

ここで

やっと相手も

悪いと思ったのか

 

「Have a good day!」

 

と最後は笑顔に。

 

やった!

今日は勝ち!

 

無愛想に

無愛想で返すのは

簡単だけど

いい気分はしない。

 

そこで笑顔にできたら

達成感があるし

私もハッピー。

 

カチンとくることや

理不尽なことも

いっぱいあるけれど

 

笑顔で接したら

相手も意地悪しづらくなるから

偽物の笑顔でも

 

出来るだけ

笑顔で接するのが

 

嫌な思いをしないための

自衛策。

 

そんな姑息な手段と

同じだ!

 

と思ったのは

 

ひろゆき氏の

「世界の果てに、ひろゆき置いてきた」

のアフリカ旅を見た時。

 

ひろゆき氏のことは

好きでも嫌いでもなく

 

ただ

議論になったら面倒な人

っていう感じだったけれど

 

この旅する

ひろゆき氏を見て

 

ちょっとだけ

考えが変わった。

 

どんな人と話す時でも

満面の笑顔

 

ぼったくりタクシーの

運転手と話す時も

笑顔

 

この笑顔じゃ

Noって言えなくなるよなぁ。

 

論破する前に

笑顔で先制

やっぱり策士なのかも。

 

意識しないで

笑顔なのか

 

作戦で

笑顔なのか

 

どっちか

わからないけれど

 

なかなかやるなぁと

ちょっとだけ

好きになった。