映画館で
予告を見てから
ずっと見たかった
キラーズオブザフラワームーン
久しぶりの
ディカプリオのお顔も
拝見したいし
実話という
インディアンの歴史にも
興味がある。
どうせ見に行くなら
7ドルの日
これなら
面白くなくても
後悔しないし。
やっぱり
みんなこの日を狙うのか
いつもお客さんなんて
いないのに
今日は
この映画に
20人くらい入ってる。
一番後ろの席を
陣取る。
この列には
誰もいないから
ゆっくり見られる
と思ったら
始まる直前に
おじいちゃんたちが
やってきた。
おじいちゃんの
二人連れって
かわいいなぁ
と思ったのは
最初だけ
このおじいちゃん達
ことあるごとに
喋る喋る。
多分
耳も遠いのか
その声が
ひそひそ声じゃなくて
普通の声より
大きい。
これって
こうだよね
とか
なんで
こうなるの?
とか
私が
心で思っていることを
いちいち声に出す。
あ
みんなそう思ってるんだ
とわかったのは
面白いけれど
それが続くと
ちょっとイラっとする。
隣の夫に
「ねぇねぇ
おじいちゃん達
うるさいよね!」
と言うと
「おもしろい
おじいちゃん達だねぇ」
と全然気にしてない。
そういうところは
人間が大きい。
結局
最初から最後まで
ずーっと喋っていた
おじいちゃん
誰も何も言わないのも
すごいわ。
もちろん
私も言えないけれど。
やっと
映画が終わって
おじいちゃん達に
続いて出口に歩いていると
「おもしろくない
映画だったなぁ」
と
つまらなそうに言う
おじいちゃん。
イライラさせられた
嫌なおじいちゃんだったけれど
これは
私も同意。
ここから
ちょっとネタバレです。
タイタニックの
ディカプリオが
すっかり
おじさんになってたし
役柄が
あまりにひどい人で
全然気持ちが
入っていかない。
最後は
いい人になるのか!
期待しながら
見たけれど
見れば見るほど
ひどいやつで
見終わって
スッキリの映画じゃ
なかった。
インディアンの方達の
歴史映画と思えば
見る価値があるけれど
ディカプリオで
期待した分
ちょっと残念でした。
最後の
ディカプリオの妻の
離婚だけが
スッキリでした。
おじいちゃんあり
ディカプリオあり
イライラ
ムカムカでも
ポップコーン食べながら
大きな椅子にふんぞりかえって
ダラダラするのは
それだけでも
楽しい。