「結構安いんだ」
1200ドルの医療費を
安いと思ってしまう
医療費の感覚は
すでに崩壊中。
この冬休みに
親知らずの
抜歯手術をする息子。
なんと
一度に
4本も抜いてくれて
その上
麻酔をかけてくれての
1000ドルちょっとは
破格じゃない?
と思ってしまう。
もちろん
保険を使ってなので
元の値段は
怖いから考えない。
でもこれが
根幹治療だったら
一本で
このくらいかかるし
それ以上の場合も
全然ある。
それに比べてしまうのが
元々間違っているけれど
いろんな医療費に
さらされて
もう何が適正価格なのか
考えるのやめました。
もうここに住んでる以上
日本でやったらとか
日本円にすると
20万円弱!
とか考えると
ただただ
精神衛生上よくないので
もう何も考えずに
全て飲み込んで
受け入れるたほうが楽
の境地に達してます。
悲しいけれど。
それでも
ただ一ついいことは
いい大人の息子でさえ
眠らせて抜いてくれること。
痛みに弱い息子には
何事にも変え難い
ベネフィット。
この
絶対痛みは感じさせない
っていう姿勢だけは
アメリカの医療で
唯一賞賛したいところ。
無痛分娩
大腸検査
麻酔なしなんて
想像するだけでも
痛すぎる。
もし万が一
日本に帰ることになったら
と夢みる時
これだけが
どうしてもネック
他は何も
日本帰国を阻むものは
ないのに。
でも
日本にいるときは
普通に痛みに耐えられる
ほうだった。
社会人の頃
同じく親知らずを
抜いた時
もちろん
全身麻酔なんてなし。
横に生えていて
まっすぐ抜けず
体格のいい
歯科医の先生が
まず半分に力ずくで割ってから
抜いてくれたのを
思い出すだけでも
痛くなる。
もうあの頃には
戻れない。
痛みを感じないで
できるだけでも
高額なメリットは
あると思ってしまうのは
かなり
アメリカに毒されてる証拠。
あとは
手術後に
追加の請求書が来ないことを
ハラハラしながら
祈るのみです。
アメリカの歯科治療を的確に説明してくれていて、思わず頷いてしまいました。