待ちに待った
キャットシッター
今回は
二泊三日の長丁場
それだけ
いっぱい遊べるぞ!
一日目
ドアを小さく開けると
そこから顔を出そうとする
エルサ
待っててくれたなんて
かわいすぎ
よしよし。
餌と水を
取り替えても
まったく
無関心だけど
おやつにだけは
すぐに反応
やっぱり
美味しいものは
猫でもわかる。
おやつで釣って
いっぱい
もふもふしたいけど
おやつのあげすぎは
流石にまずいから
自主規制。
最後に
トイレをお掃除して
終了。
ちょっとだけ
背中をもふっとできたけど
もっと
もふもふしたかったな。
大丈夫
まだまだ
二日もあるし。
帰りも
ドアまでついて来て
名残惜しそうな
エルサ。
そんなふうに見られると
帰り辛いよ。
また明日ね。
二日目
ドアを開けても
どこにもいないエルサ
あれ?
そうすると
あれ、来たんだ?
って感じで
キッチンから出てくる。
でも
やっぱり寂しかったのか
足のところで
すりすりする。
痒い?
わけじゃないよね。
もふもふもいいけど
すりすりもいいわ。
お世話をして
またドアまでお見送りしてくれる
エルサ。
また明日。
最終日
ドアを開けても
誰もいないし
誰も来ない。
今日は
お出迎えなしなんですね。
期待してなかったけれど
ちょっと凹む。
入っていくと
リビングでくつろぐエルサ。
もう関心もないのね。
お水を換えたり
トイレ掃除には
ついてくるけれど
もふもふすりすりなし。
極め付けは
帰る時も
お見送りなし。
わざとドアを開けて
ぴーっ音をさせても
一向に来る様子はなし。
そんなものなのね。
三日もあれば
仲良くなれると
思ったけれど
どんどん
空気になっていった
私。
そして
最後まで
気になったのは
もう1匹いたはずの
レイのこと。
一度も
見かけなかったし
そう思いだすと
トイレも1匹分
のような気もする。
家のどこかで
倒れていたらどうしよう?
生死不明が
一番怖い。
家中
探し回るわけにもいかず
友達から
ガールズの面倒見てくれて
ありがとう
のテキストをもらって
生きていた!と
やっとホッとする。
もふもふなしで
生死不明
キャットシッターは
思ったよりも
つらいなぁ。
でも
また頼まれたら
喜んで
ホイホイ行っちゃいます。