夫は

うちに業者を呼ぶのが

大嫌い。

 

なんの問題もない

素敵な家だったら

いいけれど

 

なんと言ってもうちは

戦前の家。

 

あちこちリフォームしてるから

住めるけれど

 

いろんなとこの修理は

マスト。

 

それなのに

どうしようも無くなるまで

修理を頼まない夫。

 

なにが嫌なのか

本当に

わからない。

 

今回のケンカの原因は

排水管の詰まり。

 

あまりに何

度も何度も詰まるから

もう我慢の限界。

 

修理屋さんを呼ぼう!

に同意してたのに

 

直前になったら

「薬品流せばいいんじゃない?」

発言。

 

もう何回も

この薬品を流してる。

 

 

あんまり使いすぎて

排水管が溶けちゃったら?

が心配の私。

 

排水管の

全取り替えにでもなったら

そっちの方が

目も当てられない。

 

それでも

一歩も引かない夫。

 

夫の洗面所じゃないから

全然痛くも痒くもない夫。

 

毎日

その流れの悪さに

鬱々する私。

 

ここでキレた。

 

「わかった、もういいよ」

 

そして

私の復讐開始。

 

「誕生日のプレゼント

 もう、買わないから」

 

このプレゼントは

夫のじゃなくて

私のプレゼント。

 

これが

夫には効くはず。

 

家族の

誕生日パーティーは

 

義両親の家で

やることになっている。

 

ケーキを食べながら

プレゼントを開けるのが

恒例行事。

 

この時

気の利いた素敵なプレゼントを

みんなの前で披露し

 

「すごくいいもの選んだね。

グッジョブ!」

 

って言われたい夫。

 

いい旦那様と

みんなに思われたいらしい

 

特に義母に。

 

うちの

プレゼントシステムは

 

私の好きなものを

買ってもらって

 

あたかも夫が買ったように

思わせる。

 

私が買うから

私の好きなものなのは

当たり前。

 

このええかっこしいの夫

誕生日パーティーに

手ぶらで行くなんて

できるのか?

 

きっと恥ずかしいはず。

 

それを想像するだけで

ワクワクする悪妻です。

 

思い知れ!

夫。