この歳になると

生まれて初めて食べるものに

に出会う確率は

低くなる。

 

食べたことがなくても

見たことや

聞いたことは

あったりするのに

 

正真正銘

食べたことも

見たことも

聞いたこともない

食べ物に遭遇。

 

BBQに呼ばれた

義母宅

 

いつものメニューの中に

見かけないものを発見。

 

見かけは

色味が悪い

いちごゼリー。

 

最初から

デザートが出てる?

 

 

義母曰く

伝統的なものらしい。

 

義母も

子供の頃から

食べてたもので

 

味はその頃と

変わってないという。

 

今回のは

大叔母さん作。

 

大叔母さん

ゆうに90は超えてるし

 

目も悪いって

聞いてるけれど

 

それでも作ってくれたなんて

これは頂くしかない。

 

手ぶらで来てしまった

ことに

申し訳なく思いつつ

頂きます。

 

それにしても

初めて見る

 

どんな味なのか

興味津々。

 

でも

ひとすくいだけで

誰も食べてない様子が

ちょっと引っかかる

 

苦手な味だったら

困るので

 

一口分だけ

取り分けた。

 

匂いはトマトジュース。

 

一口食べると

トマトジュースに

砂糖を入れて

ゼラチンで固めたもの。

 

甘いトマトジュース味は

一口で

十分でした。

 

夫も

義兄も

義姉も

誰も手を出さないわけに

合点がきいた。

 

それでも夫に

意地悪く

 

食べないの?

 

って聞くと

すごく変な顔をして

 

好きじゃないから😒

 

子供の頃に

食べたことがあるらしい。

 

ディナーの後

義母に

「どうだった?」

って聞かれたけれど

 

美味しくないです

とは言えないから

 

良い嫁ふうに

 

I like it.

 

って言ったのに

義母は

 

I hated it.

と言い放った。

 

好きじゃない

じゃなくて

 

hated

 

これは

いつもの義母を

考えると

衝撃的。

 

かなり

嫌だったみたいです。

 

それを

好きです❤️

って言った

私の立場は…

ありません。

 

最後に

どうしても気になっていたことを

義母に聞いてみた。

 

「これってデザートですか?」

 

「サラダよ」

と義母。

 

その答えにも

びっくりですが

 

これだけみんなに

嫌われている

トマトサラダも

珍しい。

 

食器を下げに

キッチンに行ったら

 

残り全部を

ディスポーザーに

ぶちこんでいた義母

 

心から

嫌いみたいでした。

 

ただ

トマトサラダが

嫌いなのか

 

義母から見れば

小姑の

大叔母さん作ったから

嫌いなのか

 

ちょっと闇のある

トマトサラダでした。