「モニターがない!」
Amazonから
配達されたはずの
モニターを探して
玄関を入ったり
出たりする息子。
配達済みのメールが
来たのに
モニターの箱が
どこにもないと言う。
あー
あるよね。
配達してないのに
配達済みにしたのか
他の家に
誤配したのか。
もうすぐ
雨が降りそうな天気に
落ち着かない息子。
雨が降っていても
屋根の下に置くなんて
気の利いたことを
できないことを
息子でも知ってる。
そのうち届くよ
の言葉なんか
全然聞かず
探すために
出かける息子。
しばらくして
大きな段ボールを
抱えて帰ってきた。
どうも隣のうちに
届いていたらしい。
間違いに気づいた
お隣さんと
通りで会って
無事受け取ってきたらしい。
いつもは
のほほんとしているのに
こういう時の
行動力は素晴らしい。
見つかって
よかったけれど
これだけでは
すまないのが人生。
早速
新しいモニターを設置して
コンセントをさそうとすると
何かおかしい。
上から見ても
横から見ても
どうやってみても
見たこともない
アダプター。
新手のアダプターなのか
と思ったけれど
全くコンセント合わず
ささらない。
もしかして
もしかして
このアダプター
間違ってる?
そんなことあるはずない
と思いつつ
画像から探し出したのは
ヨーロッパ仕様の
アダプターだった。
どうやったら
こんなふうに間違うのか
全くわからない。
工場で
これだけ間違って入れたのか
表示が間違ったのか
考えてもわからないけれど
想像するだけで
笑ってしまう。
部品が入ってなかったり
壊れていたり
漏れていたり
いろんな不備があったけれど
ヨーロッパ仕様は
初めて!
ヨーロッパ好きとしては
なんだか
夢が広がる間違いだったけれど
すぐに使いたかった息子には
災難。
結局
カスタマーサービスに連絡し
アメリカ仕様のアダプターを
送ってもらうことで
解決。
ヨーロッパに
行くはずだったのに
こんなアメリカの片田舎に
来てしまった
アダプター
不憫ですが
ドネーションさせてもらいます。
誰かに貰われて
いつか
ヨーロッパに行けますように。