今日は

まず空港で

バウチャーをもらい

 

荷物がどこにあるか

チェック

 

そのあと

身の回りのものを

買って

ホテルへ。

 

元気があれば

半日観光

 

でも

多分無理。

 

一番の心配事は

ホテル

 

できれば

ドアを

ドンドンされないホテルを

自分で手配したい。

 

ただ

飛行機難民が

溢れている今

 

空いてるホテルが

あるのかは不明。

 

大人しく

ユナイテッドの

ホテルにするか

 

冒険するか

 

この決断で

またドツボにハマりそう。

 

結局

決められないまま

Lyftを呼んだ。

 

携帯に送られた

ボタンを押すだけなのは

本当に便利。

 

6分で到着のはずが

 

「ドライバーはキャンセルしちゃったみたい。

 心配しないで、すぐ他の車探すから」

 

妙にフレンドリーなテキストで

キャンセルのお知らせをしてきた。

 

もうキャンセルされるのにも

慣れた。

 

「あと3分で着くから

 外で待っててね」

 

秒で

次を手配してくれたから

許します。

 

ホテルの車寄せの前で

待つこと数分。

 

「着きました」

 

えっ

どこに?

 

車寄せには

なにも止まっていない。

 

外に出ても

一台もいない。

 

「来てないよー」

 

とテキストするも

 

「ごめんね

 あなたがなにをして欲しいかわからない」

 

急に

非情なAIになる。

 

「だから車が来てるって言われても

 来てないから。

 すぐに車の手配して」

 

「ドライバーにキャンセルされたから

 なんとかして」

 

なにをどう言っても

返ってくる答えは

同じ。

 

「ワタシハ、ワカリマセン」

 

さっきまでの

フレンドリーさは

どこ行った

 

冷たい答えを繰り返すAI

 

それならと

ドライバーに電話すると

 

呼び出し音が鳴ったあと

ブチっと

いきなり切られた

 

それも3回。

 

絶対確信犯。

 

ステータスを

見てみると

 

まるで私たちが

見逃したみたいに

なってる。

 

絶対居たのに。

 

Lyftに

ドライバーに

一言言ってやりたい。

 

悔しいことに

頭に血が上って

クレームのサイトが

見つけられない。

 

脱力。

 

ただ

空港に行きたいだけなのに。

 

Lyftを

一度呼んでしまったからか

バウチャーのボタンは

もう押せなくなってる。

 

あんなに絶賛したのに

そのお返しがコレ?

 

呆然としてても

仕方ない

 

ふと見ると

ホテルのシャトルバスを

発見。

 

駆け寄って聞いてみるも

フロントで

お金を払わないとだめだし

 

もう発車するから

待てないと。

 

本当に

もう笑うしかない。

 

仕方なく

Lyftのアプリを

ダウンロードするも

 

イライラしてるからか

なかなか

うまくいかない。

 

沸点に届きそうな私に

「Uberなら呼べるよ」

と息子。

 

すぐに来た

Uberに乗り込むと同時に

 

ユナイテッドから

一通のテキスト。

 

「ターミナル2でチェックインできます」

 

えっ

今日飛べる?

 

急いでドライバーさんに

ターミナル2に

行ってもらう。

 

すると

「どこの航空会社?

 ユナイテッドならターミナル1だよ」

 

いくら

ターミナル2って言っても

ターミナル1と言って

全然きかない。

 

なにか

ターミナル2に

行きたくない理由が

あるのかと思うほど

かたくななドライバー。

 

もういいです

好きなところで

降ろしてください。

 

とにかく

飛行機が飛び立つ前に

空港に行きたいだけ

 

そして

4つのスーツケースを

見つけたいだけ。