去年の母は

実家に来ないで!

 

ということで

ホテル住まいだった。

 

今年は

その呪縛が解けて

4年ぶりの実家滞在。

 

美味しいものを食べたり

旅行をするのも

日本に来る

目的の一つだけれど

 

この歳になると

一番の理由は

 

高齢母の生活の

サポート。

 

ご飯を作ったり

断捨離したり

 

粗大ゴミを

処理場に持って行ったり

 

消費期限が切れた食材を

廃棄したり。

 

少しでも

暮らしやすいようにする

手伝い。

 

4年ぶりの母は

当たり前だけど

4年前より

歳をとっていた。

 

以前は

一緒にご飯を作ったのに

 

今では

全て私に任せる。

 

少しの間でも

休んで欲しいから

全然構わないけれど

 

もう一緒に

キッチンに立つことはない

と思うと

少し寂しい。

 

ご飯も作るけれど

それ以上に

したいのは

 

やり方を見せること。

 

この食材は

こんなふうに食べられるよ

とか

 

袋入りのパスタソースなら

簡単にできるよ

とか。

 

母の負担にならなくて

美味しいものを

少しでも教えたい。

 

そうしないと

いつも同じ食材で

同じ料理をして

 

食事が

マンネリになる。

 

少しでも

食事が楽しみになってくれると

嬉しい。

 

本当は

一緒に住んで

作ってあげるのが

一番だけど

 

それができないのが

苦しい時もある。

 

自分の選択だから

仕方ないけれど

 

若い頃は

こんなこと思いもしなかった。

 

家中

いろんなところから

出てくるマスク

 

マスク不足で

お店で見つけたら

たくさん買ったんだと思う。

 

それを

いろんなところにしまい

また

買っちゃったんだろうな。

 

マスクを1箇所に

集めながら感じる

現実。

 

もう少し

この生活が続きますように。

 

少しでも快適に

生活できるよう

 

残りの日々で

母の暮らしを整えます。