海外旅行を

始めた頃

 

機内食は

旅行の楽しみだった。

 

空港のレストランでの

誘惑に負けそうになりつつ

 

空腹で飛行機に乗るのが

マイルールだった。

 

腹ペコで

機内食を待つのも

旅の醍醐味。

 

チキンにしようか?

ビーフにしようか?

 

もし

好きな方がきれてしまったら

どうしようとか

 

飲み物の注文の英語

通じるかな?

と心の中で練習したり

 

機内食タイムは

妙にドキドキで楽しかった。

 

なぜだか

そんな時だけ

野菜不足を気にして

 

トマトジュースを

頼むこともあったなぁ。

 

今思うと

ファーストクラス

じゃないのに

すごく楽しみだったのは

 

若かったからかも

しれません。

 

それでも

ハーゲンダッツが出たり

カップラーメンが出たり

モスバーガーとのコラボ

AIR MOSがあったり

 

エアラインや

お国柄で

結構楽しめる食べ物が

多かった気がする。

 

しかし

少しずつ期待外れになっていき

今年は一番ひどかった。

 

エコノミーだから

仕方ないけれど

それにしても

ひどかった。

 

まず

トレイが小さくなった。

 

それに伴い

中身も少ない。

 

メインとサラダとパンとデザート。

 

文字にすると

ちゃんとした食事みたいけれど

 

iPadの大きさのトレイには

小人の食事?

っていうくらいの量。

 

それでも

美味しければまだマシ。

 

言いたくないけれど

メインは

なんとか食べられるレベルで

 

キヌアのサラダは

食べられたもんじゃなかった。

 

夜食のサンドイッチ

朝食の卵とパンとフルーツに

至っては

開ける気もしなかった。

 

早く空港で何か食べたいの

一心で

飛行機を降りた。

 

機内食に

期待できなくなってから

 

空港で

チャンスがあれば

がっつりご飯を食べることが

マイルールになった。

 

機内では

何も食べなくてもいいように

食べられるところで

食べておく。

 

飛行機に乗る前は

ご飯を食べちゃいけない

ルールが

 

飛行機乗る前は

がっつり食べないと

いけないルールに

変わりました。

 

こんな機内食なら

もうやめてしまって

 

食べたいものは

自分で持ち込むスタイルに

なったらいいのに。

 

機内食より

その分安いエアチケットの方が

ありがたい。