「ねぇ、熱があるみたいなんだけど。
計ってくれない?」
夫に起こされた。
時計を見ると
午前2時。
12時に寝たから
辛い。
どうしたのか
聞いてみると
体が熱くて
お腹が痛いという。
もう直ぐ日本なのに
深刻な病気だったら
どうしよう!
と思ってしまった
自分勝手な鬼嫁です。
お昼に食べた
Panera のサンドイッチが
悪かったのか
昨日の残りの
トンカツで作った
カツ丼が悪かったのか
いろんなことが
頭の中を駆け巡る。
体温を測ってみても
36度6分で平熱
「Pepto-Bismolある?」
綺麗なピンクの液体の
アメリカの代表的な
お腹の薬です。
あまりの色に
コレ、効くの?
って感じですが
結構強力で
信頼度100%です。
お腹の弱い夫のため
買い置きしてあったのに
しばらく飲まなかったから
捨てて
それっきりになっていた。
前にも
同じようなことがあり
その時は
夜中に
スーパーの薬局に
車を走らせたことがある。
コロナ前は
スーパーの24時間営業は
全然珍しくなかった。
夜中のスーパー
誰が行くのかと思うけれど
薬局が空いているのは
本当に安心だった。
だけど
夜中でも
照明は昼間と同じで明るいし
ひろーい店内に
従業員が2、3人と
お客は私以外もう一人
電気代も人件費も
今思うと
すごく
コストパフォーマンスが悪い。
それに
ちょっと怖い。
それでも
それが普通だった。
その普通が
変わったのは
コロナになってから。
いろんなことが
変わったコロナ
24時間営業のスーパーが
なくなったのは
不便だけど
今までが
異常だったのかも。
夜中にしか
買い物できない人には
申し訳ないけれど
これは
変わってよかったんじゃないかと
思います。
それにここは
リタイアメントコミュニティが多くて
お年寄りばかり
夜中まで起きているとは
思えません。
夫には
とりあえず
痛み止めを飲ませたら
朝には治っていた。
安心すると
大袈裟な夫に
ちょっと呆れる。
私だったら
夫を起こさないように
そっと起きて
体温を測って
薬を飲んで寝る
っていう思考だけど
それは
夫には絶対できない。
何事もなくて
よかったけれど
本当に
男ってやつは