死ぬ気で

薬剤を飲みきって

 

やっと病院。

 

大腸検査も

あとは

寝てれば終わる。

 

しかし

そう思ったのも

束の間

 

もう一つ

試練が待ってた。

 

パルスオキシメーターが

効かない。

 

酸素飽和度を測る機械が

指につけても

全く機能しない。

 

コレ

機械のせいじゃなくて

私のせい。

 

手足がいつも冷たくて

病院で測れないことも

度々あったことを

思い出した。

 

今日は

緊張しているからか

冷たさに拍車がかかる。

 

まず左手指先。

 

できない。

この間に

右手を温めるも撃沈。

 

次は耳?

 

「イヤリングみたいでしょ!」

 

看護婦さん、優しすぎ。

 

しかし

耳も不可。

 

この時点で

かなりの時間を費やしてる。

 

「ごめんなさい。

 いつもこうなんですえーん

 

「大丈夫!

 足があるから」

 

靴下まで脱がせてもらって

申し訳ない気持ちで

いっぱい。

 

親指から始まり

中指で

なんとか測定できた。

 

もう泣きそう。

 

あんなに苦労して準備した

大腸検査

もうできないかと思った。

 

「本当にごめんなさい」

の私に

 

「あなたのせいじゃないから

 気にしないで」

 

看護婦さんが

天使に見えました。

 

そんなこんなで

終了。

 

嬉しいことに

今年はなんと

ポリープゼロ。

 

そして

もっと嬉しいことに

次は7年後。

 

ただ

いくつまで

あの4リットルの

薬剤が飲めるのか

不明です。

 

義母さんとか

できているのか

一度聞いてみたい。

 

でも

こんなに医療が発達しているのに

あの方法を取るっていうのも

理解不能。

 

一粒で済む

錠剤があったら

少々高くても

そっちを選ぶのに。

 

パルスオキシメーターが

効かなくて焦ったけれど

 

看護師さんは

良い人だったし

 

7年は

やらなくて良いし

 

大腸の

デトックスにもなったし

 

終わって

本当によかった。