結婚してから
生まれて初めて
使ったもの
小切手帳
これ
映画やドラマで見て
かっこいいなぁ
って思っていたから
最初は
かなり嬉しかった。
自分のサインを
考えたり
小切手の書き方を
ググったり
これで私も
いっぱしの大人になった
気がした。
なのに
今ではほとんど
出番なし。
先日
大きな買い物に
小切手を使った時
担当してくれた女性は
「私なんて
小切手帳どこにあるか
もうわかんないわ」
そんな扱いに
なってしまった
かわいそうな小切手帳。
でも
わかるような気もする。
渡米してすぐの頃
一度だけ
スーパーで
小切手を切っている人を
見かけたけれど
今では皆無。
小切手を使うのは
バイオリンレッスン代と
息子のクリスマスプレゼントや
誕生日プレゼントとして
渡す時くらい。
そういえば
補習校の月謝も
今どきなのに
小切手オンリーだった。
以前は
キッチンリフォームの
大工さんに
毎週小切手切ったり
請求書が来たら
小切手を郵送したり
それなりに使っていたけれど
オンラインバンキングになり
クレジットカードを
使うようになり
本当に使わなくなった。
先日
友達と割り勘の時
「Venmo持ってる?」
って聞かれて
その手のものは
一切持ってないので
小切手で払った。
なんかすごく
時代に乗り遅れた感が
半端なくて
恥ずかしかった。
小切手
これからどうなるんだろう?
小切手自体も
買わないといけないのも
ちょっと無駄。
最初は
わんこ柄とか
おしゃれなのとか
わざわざ凝ったのをオーダーしてたけれど
今では
一番シンプルなのに
落ち着いた。
それに
この紙っぺら一枚が
こんなに信用されるのも
最初はびっくりだった。
もし
銀行に十分なお金がなかったら
どうするんだろう?
6ヶ月経つと
換金不能になるなんていうのも
恐ろしい。
渡した小切手を無くしてしまった
バイオリンの先生
その小切手をキャンセルするのに
お金がかかるのにも
驚いた。
小切手に関する
びっくりは
数えられないくらいのに
衰退しつつも
なかなか無くならないのも
不思議。
でも
お祝い用に
ピン札を用意することもなく
ギフトカードを
買いに行く手間もなく
カードに挟んで
さっとあげられるのは
小切手のいいところ。
ま、これからは
Venmoであげることも
普通になったりして。
小切手
最初はかっこいいと
思っていたのに
時代の移り変わりを
感じます。
小切手
使ってますか?