私たち一家を

超絶嫌っていたエミが

虹の橋を渡りました。

 

17歳の

ミニチュアダックスフント

 

わんことしては

長生きだけど

 

義実家に行くと

いつもいたエミが

いなくなるのは

やっぱりさみしい。

 

ここ数年は

家の中を徘徊し

ちょっと弱々しくなっていて

 

敵対していた私たちにも

吠えることはなくなっていた。

 

一番最後に会ったのは

イースターディナー。

 

よろよろ歩いて

私のところへ来てくれた。

 

撫でても

動かずじっとしていたエミ

 

もう

動けなかったのかも。

 

バフンバフン

吠えられてた時は

 

仲良くできなくて

悲しかったけれど

 

大人しく

じっとしているエミは

それはそれで切ない。

 

でも今思うと

やっとスキンシップできたのは

 

エミからの

最後のプレゼントでした。

 

これで

義両親宅のわんこはゼロに。

 

いつもわんこがいたから

変な感じです。

 

結婚前

義両親宅に

日本から遊びに来てた時

 

突然

コッカースパニエルが

亡くなった。

 

そして次の日

ビジョンフリーゼも亡くなった。

 

突然続く不幸に

あまりにびっくりして

何が起きたのか

わからない私。

 

そんな私を尻目に

義母は

2匹のわんこたちを

プラスチックのコンテナに入れて

庭に埋めた。

 

今思うと

結構大きな穴を

掘らなくちゃいけないのに

 

義母だけで掘れたのか

私も手伝ったのか

あまりに驚きの出来事で

記憶がない。

 

埋葬したのは

道理にあってるけど

 

みんなが悲しまないよう

みんなが帰る前に

二人だけで埋葬したのが

 

アメリカ、やっぱり違うわ

って思った気がします。

 

お義母さんだけの

やり方だったのかも

しれませんが

真相は不明です。

 

きっと

義実家のどこかに

埋められている

エミ

 

安らかにお眠りください。

 

 

 

かわいそうだったエミの物語