「それ、ゴミ箱に捨てられないよ」

 

耳を疑った

友人の言葉。

 

使えないものが

ゴミじゃないって?

 

いつもの友人と

お茶をしていた時

 

期限が切れた薬の話に

なった。

 

ほとんど飲んでないのに

もう使えないなんて

 

もったいないけど

捨てるしかないよね

と言う私に

 

捨てられないよ

という彼女。

 

どういうこと?

 

彼女曰く

 

使わない薬は

薬局にある回収ボックスに

入れなくちゃいけない

 

あーそういえば

薬局のカウンター近くに

おっきな回収ボックスが

あったっけ。

 

薬もリサイクル?

 

自分の薬が

誰かに飲めるわけでもなく

 

回収された薬で

また何か薬作るわけ?

 

なんてアホなことを

考えてた私。

 

そんな私を諭すように

 

子供や動物が

間違えて飲んでしまったら困るし

地球にも良くない

 

と呆れつつ

教えてくれました。

 

確かに

こちらのゴミは

埋め立て処理されるから

 

動物が食べてしまうことも

ありえそう。

 

ゴミ処理場に行くと

鹿のファミリーが

仲良く歩いているのを

よく見る。

 

それにしても薬

今まで

どれだけ捨てちゃっていたか。

 

私の捨てた薬で

何かが出起きてたと思うと

今更ながら

申し訳ない気持ちでいっぱい。

 

無知って怖い。

 

動物さん

ごめんなさい。

 

これからは

絶対

薬の回収ボックスを使う!

と心に決めた。

 

ただね

ひとつだけ言わせてもらえば

 

うちの地域

ガラスも缶も

生ゴミも

なんでも一緒に捨てられます。

 

大きな声では

言えないけれど

乾電池もガーン

 

回収後

素晴らしい分別機械が

あれば良いけれど

そうは思えない。

 

地球のこと考えてるとこと

そうじゃないところ

 

ここにいつも

モヤっときます。