待ちに待った
皮膚科の受診日が
やってきた。
前回は
日にちを間違って
灰になったけれど
今回は
リマインダーがあったから
今日で大丈夫。
ちょうどお休みの夫は
心配するより
一緒に行ったほうがいいと
判断したのか
喜んでついて来た。
足の裏のイボ四つ
行く前にどんな治療をするか
調べようと思ったけれど
ちょっと読んで
怖くなったので
途中で挫折。
レーザーなのか?
液体窒素なのか?
痛みに敏感なアメリカ
麻酔はあるよね。
ドキドキして待っていると
先生登場。
4つのうち
痛みのない3つは
タコなので治療なし。
よかった。
残りの一つは
痛みのある親指の付け根
これはウィルス性のイボなので
カミソリみたいので切り取り
その後液体窒素で
凍結治療を数回するとのこと。
早速
カミソリを取り出す先生。
あの、麻酔とかしないんですか?
と心の中で聞くも
そのまま麻酔もせずに削っていく。
あれ、痛くない。
そのまま
おしゃべりしながら
シュシュっと削っていき終了。
「これ、痛い?」
ってぐりぐりされても
全然痛くない。
じゃ、液体窒素はなしで
これでおしまい。
いつからか思い出せないくらい
ずーっと痛かったのに
嘘みたいに痛みがなくなった。
カミソリで
こんなに簡単に治るなんて
嬉しいやら
拍子抜けやら。
また痛くなったら
自分で削ってね
と、削り方を教えてくれた。
自分で削る?
自分で削っていいんですか?
医療行為にならないんですか?
ばい菌とか入らないんですか。
頭の中は
???の嵐ですが
先生がいいなら
いいでしょう。
一緒に削り方を聞いた夫
自分でできると
やる気満々。
ちょっと不器用な夫
少し不安。
早速うちで復習してみる。
夫曰く
「ナイフ、持ってるから大丈夫」
と持ってきたのは
普通の切れなそうなナイフ。
こんなんで
ギコギコされたら
流血するだけで
イボは取れない。
それじゃない。
もっと、カミソリみたいのだったよ。
あー、ガレージにあるよ
と持ってきた
何に使ったかわからない
汚いカミソリ。
これ洗えばいいよね。
いやいや
ちゃんと新品買わないと。
こんな調子でうまく削れるのか
不安になってきた。
いっそ自分でやった方が
うまくいきそう。
まず
石鹸か何かで
練習させないと。
でも
最新技術の医療が受けられる
アメリカで
カミソリで自分で削ってねって
このアンバランスさが
笑えます。