夫はこたつ愛好家

 

11月を過ぎると

ソワソワしだす。

 

「そろそろ出そうよ」

 

夫の希望で

西海岸の日本のお店から

わざわざ購入した

こたつ

 

日本では多分1万円もしない

プラスチック製の安物なのに

 

西から東への送料も入れると

500ドルもした

我が家にとっては高級品。

 

夫は

毎回嬉しそうに

こたつに収まっている。

 

実家に

こたつがなかった私には

良さが

なかなか理解できない。

 

こたつ布団の代わりの

クイーンサイズのコンフォーターを

洗濯するのが面倒だし

 

片付けないと

ルンバがかけられないのも

不便

 

一番は

アメリカのうちに

こたつは合うのか問題。

 

こたつを見た

アメリカンは

 

「超クールね!」

って言うけど

誰一人として

入ってみる人はいない。

 

極め付けは

セントラルヒーティングだから

こたつがなくても

元々部屋は暖かい。

 

できるだけ出すのを引き伸ばして

渋々出している

悪妻です。

 

そんなこたつも

唯一あってよかった

って思う日は

 

日本人の友達と

年越しパーティをする

大晦日。

 

こたつで

年越しそばを食べながら

紅白を観る

が定番。

 

この日だけは

こたつが主役。

 

いつも邪魔にするこたつだけど

この日だけは

日本かぶれの夫でよかった

と感謝です。