コロナになって

ジムをやめ

 

代わりに

始めたお散歩。

 

近所のサブディビジョンを

ぐるりとまわって

30分。

 

運動のためだけに

歩くのは

めんどくさいけれど

 

それを打ち消すくらいの

楽しみは

 

いろんなわんこに

会えること。

 

歩き始めてすぐ会うのは

吠えまくる大型犬。

 

見つけると柵のところまで

飛んできて

 

嬉しいのか

怒りまくっているのか

わからないけれど

吠える。

 

吠えられないと

物足りなく感じるくらいの

存在感。

 

おはよう

どうしたの?

外に出たいのかな。

 

と、ワンちゃんに話しかけながら

やり過ごす。

 

次は

お利口ちゃんな

シェパード二匹。

 

庭で遊んでいても

私を見つけると

柵に寄ってくるけど

 

吠えることなく

見てるだけ。

 

お利口ちゃんだね

と話しかけて

通り過ぎる。

 

怪しいアジアのおばちゃん

全開です

 

玄関から

覗いているわんこやら

 

裏庭から吠えて

尻尾をふりまくるわんこ

 

そして

散歩中のわんこたち

 

もう

わんこ天国。

 

いつものように

音楽を聴きながら

帰ってくると

 

急に目の前に

何か大きいものが

突撃してきた。

 

何?

犬?

それも

繋がれてない!

 

人ってびっくりしすぎると

思考も動きも

フリーズする。

 

やっと

我に返って

わんこをよーく見ると

 

愛すべき

お隣のイノだった。

 

びっくりした私に

びっくりしたイノは

 

キョトンとした顔で

ボールを咥えてた。

 

犬のびっくり顔

初めて見たけれど

 

なんとも言えないくらい

可愛い。

 

ごめんね、イノ。

気が付かなかったよ。

 

ボール遊びをしていた

お隣さんとイノ。

 

「ごめんね、びっくりさせて」

 

「こっちこそ、音楽聴いてて

気が付かなかった。

イノだったら、いつでも大歓迎」

 

それにしても

イノでよかった。

 

前のお隣さんは

ピットブルを

飼っていた。

 

遠目に見た時は

ピットブルかな?

って感じだったけれど

 

徘徊していたわんこを

車の中から見ると

ピットブルだった。

 

わかった時は

衝撃だった。

 

隣の家に

ピットブル。

 

しばらくは

恐る恐る周りをうかがってから

外に出てた。

 

ピットブルが

悪いわけではないけれど

 

いろんな事件を聞くと

やっぱり怖い。

 

お隣さんが

なんの犬を飼っているかは

運。

 

イノでよかった。

 

次からは

お隣さんの前は

音楽止めて

イノに備えているけど

 

待ってるときは

なかなか会えない。