最近

Costcoに行くたび

がっかりしてます。

 

ウォルナッツクランベリーブレッドが

消えたから。

 

冷凍庫に常備するくらい好きなのに

いつのまにか

姿を消した。

 

未練がましく

毎週チェックするけど

消えたきり。

 

パンなんて

パン屋さんで買えばいいじゃない

 

でも田舎では

スーパー併設のベーカリーしかない

 

ただ一つ

私が行けない

ドイツ人オーナーの

パン屋さんを除いては。

 

このドイツ人オーナー

かつての

私のベイキングの先生であり

担当教授であり

この学部のトップだった。

 

そんな人と

大喧嘩した私。

 

きっかけは

飴細工のコンペティション。

 

コンペティションに出るのが

単位を取るための

最低条件。

 

もちろん

入賞しなくてもいい。

 

でも

賞を取ることに

つい頑張ってしまったことが

 

間違いだった。

 

張り切って

飴細工を作ろうと

クラスへ行くと

 

すでに材料の砂糖が

空っぽだった。

 

この砂糖

透明度が高いのか

綺麗に仕上がるのか

よくわからないけど

 

飴細工用の

特別な砂糖。

 

フルタイムの学生が

空き時間に

この砂糖を使って

作っては捨てを繰り返し

使い切ってしまった。

 

パートタイムの学生の

私が来た時は

 

ゴミ箱は

飴細工の山。

 

飴細工用の砂糖は

本番用で

 

学校も高いからか

あまり買ってなかった。

 

それなのに

練習に使って

大量消費する学生

それをみても

何も言わない先生。

 

砂糖がありません。

 

お、そうなのか。

じゃ、普通の砂糖でやってくれ!

 

なぜかこの言葉に

カチンときた私。

 

砂糖が違ったら

コンペティションなのに

不公平です。

 

と、授業の途中で

教室をでた私。

 

そのあと

戻っておいでよ

の友達からの電話や

 

先生からの留守電にも

一切耳を貸さず

 

その日のうちに

道具やコックコート

一切捨てた。

 

飴細工と

もう一つ

料理のクラスを取れば

卒業だったのに。

 

今思うと

アホです。

 

世界一を決める

コンペティションでもないのに

なんであんなに怒ったのか。

 

普通の砂糖でつくるから

上手くできなくても

採点甘くしてくださいね

 

なんて

笑って先生に言えば

角は立たなかった。

 

どうしてあんなに

ヒートアップしてしまったのか

今でもわかりません。

 

多分

いい加減なアメリカ人の多さに

辟易していた頃だったのかも。

 

あの時気持ちを抑えていれば

ドイツパン屋さんにも

行けたし

 

単発の

お菓子やパンの講座にも

行けたのに

 

若気の至りだった。

(若くなかったけど)

 

短気は損気だけど

 

一生に一回くらい

言いたいこと言えて

それはそれで

よかった

 

と歳をとって丸くなった私は

思います。

 

私のしくじりエピソード

 

 

 

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