日本では靴を脱ぎ

 

アメリカでは

靴は脱がない

 

この思い込み

割とはずれます。

 

先日

初めて行った

骨密度検査

 

骨密度を調べるって

どうやって?

 

なんか痛いことされるのかと

恐る恐る行ってみたら

 

ただの

骨盤レントゲンでした。

 

緊張して損した。

 

ホッとして

撮影台に乗ろうとすると

 

「靴は履いたままでね」

 

靴を脱がないで

上る?

 

こんな綺麗な台の上に?

 

歯医者さんの診察台は

靴のまま上がるけど

 

靴の当たる部分に

透明なビニールが

付いている。

 

台を見ても

ビニールはない。

 

いつもの私の

聞き間違いだよね。

 

と靴を脱いで上がると

もう一度

 

「靴は脱がないでね」

 

ええっー

本当に靴のまま上がるの。

 

言われるままに

靴のまま上がるけれど

 

こんな時に限って

踵の高いサンダル履いて来たから

技師さんの要求通りのスタイルが

なかなかとれない。

 

三角の枕のようなものの上に

右足を乗せたり

その右足に左足を絡ませたり

 

耳は技師さんの指示に集中

それを聞いて

体に指令を出す

 

頭の中は

なぜに靴を履いたままなのかの

疑問でいっぱい。

 

そんな思いをしながら

撮影終了。

 

外してあったブラを

付けようとすると

 

「留めてあげるね。

緩め、きつめ、それとも真ん中?」

 

と恐縮しながら

技師さんに留めていただく私。

 

お年寄りが多くて

なかなか留められない人が多いのか

なんとも親切な技師さんでした。

 

アメリカの靴問題

今でも

悩むところです。

 

友達宅では

友達が靴を脱いでいたら

脱ぎますが

 

途中で帰宅したご主人様は

靴のまま入ってくると

 

土足OKの家だったのか

と靴を脱いで

ちょっと後悔です。

 

脱いでも

脱がなくても

どっちでもOKという

フレキシブルなおうちも

多々あるなか

 

私の対策は

靴下持参です。

 

靴は脱ぐけれど

持参した靴下を履き

家に帰ったら靴下を脱ぎ

洗濯機へ。

 

礼は尽くしたい

でも

汚いところを

素足で歩きたくない

 

苦肉の策の

妥協案です。