新しく銀行口座を
開いた。
この口座を開く
なんでもないことが
信じられないくらい
大変だった。
まず
どこの銀行にするか。
やっぱり大手でしょ
の私に
近所にあって
行きやすいロケーション推しの
夫。
決め手がそこ?
ま
大した金額じゃないので
夫に譲る。
まず一店目。
「口座を開きたい」
の私たちを
「そちらでお待ちください」
とかなりの時間放置。
せっかちな夫は
待ちきれず
「やめる!」
こんな理由で
やめるのも夫らしい。
特に
思い入れもない銀行なので
全然構わない。
さて
どうする?
そういえば
近くに銀行あった気がするので
行ってみると
無くなっていた。
銀行がなくなる時代なのね。
仕方ないから
帰ることにした道すがら
銀行発見。
車が入れやすそうな
ナイスロケーション。
入り口には
日本円も換金できるの
サインあり。
あら
こんな田舎で日本円が
手に入るなんて
素敵な銀行。
早速
口座を開きたいと言うと
驚愕の返事。
「今日はできません」
なんで?
「明日なら予約はできますけど」
口座を開きたいお客さんに
まさかの
上から目線。
だって
まだ3時にもなってない
真っ昼間。
お客さんも
一人しかいなく
行員さんは
何人もいるのに。
アメリカの銀行は
やっぱり理解不能。
もちろん
お断り。
こんなに口座を開くのに
苦労するなんて。
家に帰って
コソコソ
違う銀行に予約を入れた夫。
もうこうなったら
どこでもいい。
晴れて次の日
口座が開けました。
ダラダラと
雑談しながらだったのと
私が日本人だから
手続きが面倒だったのとで
意外と時間がかかった。
昨日
断った行員さんは
早く帰りたかったのかもね
それでも
納得できないけれど。
無事
何事もなく終わると思ったら
もちろん
やってくれました。
最後の書類に
サインをしようとしたら
名前が違う。
日本名だから
仕方ないけれど
免許証も見せたよね。
Sanko(さんこ)が
Sonko(そんこ)に
なっていた。
(もちろん仮名。母音の間違い)
ここで書類を書き直さず
間違いを正す書類に
サインさせられたことが
次の悲劇に繋がります。
後日
ごっそり束になって
届いた小切手帳には
しっかり
Sonko
と。
アメリカの銀行の洗礼は
衝撃でしたが
大手銀行より
利息が
かなりよかったので
とりあえず満足です。