停電二日目。
空腹より辛かったのは
寒さ。
丸一日暖房がないと
家中しっかり冷える。
家事をしないで
思いっきり本が読める!
って喜んだのも束の間
本を持つ手が冷たくて
断念。
今日の午後3時の復旧は
また延期になった
と、夫から電話。
絶望。
目標があれば
頑張れるけど
ラストが見えないのは
辛い。
急遽ホテルを探すも
ほぼ満室。
これも出遅れた。
日本みたいな避難所は
聞いたことないから
避難所は多分
ホテルか
電気のある友人のうち。
何件か当たって
やっと最後の一室を
予約できた。
パジャマと歯磨き
着替えを詰め込む。
極寒の家の中での
準備は
足の先まで凍るくらい寒い。
でも
暖かいホテルが待ってる。
車のヒーターが
久しぶりで暖かい。
道路に出ると
信号は停電中。
ガソリンスタンドも
電気がないから
休業中。
着いたホテルは
最後の一部屋らしく
一階の備品室の前。
もう
暖房があれば
どこでも文句はありません。
湯当たりするくらい
暖かいお風呂に浸かって
幸せ。
1日ぶりの
暖かい食事
胃にしみます。
コーヒーや紅茶が
いつでも用意されている
ロビー
シャワーも浴び放題
冷蔵庫もレンジもあるから
ちょっとしたものは
部屋で食べられる
テレビもあるし
wifiも使い放題。
温かい朝食もある上
外のレストランにも
歩いていける。
ホテルでは
普通のことだけど
電気がない生活を
したあとは
全てが身に染みる。
ホテルの立ち位置は
観光地で寝るだけの
存在だったけれど
避難所としては
最高です。
何も観光がない街ですが
唯一の娯楽
ゴルフのため
異常なくらい
たくさんホテルがあって
本当に助かりました。
街全体が停電ではなく
倒木のために
限られた地区だけの
停電だったことも
街の人全員が
ホテルに避難しなくて
幸いでした。
その地区に
入ってしまったことだけは
アンラッキーでしたが。
避難所生活
こんなに快適なら
もっと早く考えておけば
よかったと反省中です。
停電3日目
まだ停電は続いてますが
暖かいところにいます。
ご心配いただき
ありがとうございました。