食べ物でも

服でも

家電でも

なんでも返品できるアメリカ。

 

理由も

気に入らなかった

でいい。

 

最初に返品した時は

すごくドキドキしたのを覚えてる。

 

旅行のために

ビデオカメラを買って

旅行後に

返品した話を聞いて

 

流石にそれはないと思って

ちょっと気分が悪くなった。

 

それくらい

返品に寛容なアメリカでも

返品できないものがある。

 

ファイナルセールのもの。

 

すごく安くなっているから

返品不可というもの。

 

オンラインの

ブラックフライデーのセールで

セーターを買った。

 

夏のセールの時に

カートに入れた

ノースリーブのトップスが

そのまま残っていた。

 

値段も5ドルと破格。

 

どうせ来年着るから

セーターと一緒に

買っておこう。

 

うちに届いて

着てみると

凄くチクチクする。

 

 

 

どうも

使われているシルバーの糸が

プラスチックみたいで

着心地が悪い。

 

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返品しよう!

 

と思って

返品の書類を見てみると

ファイナルセールの文字。

 

返せない!

 

夏になったら

ドネーションするしかない。

 

でも

色とか形とか

好きなんだけどな。

 

このシルバーの糸さえなければ。

 

なら

取っちゃえばいい?

 

試しに引っ張ってみると

すぐ取れた。

 

かなりの量があるけれど

こういう単純作業は

嫌いじゃない。

 

ネットフリックスを見ながら

一晩で

チクチクしない

ノースリーブが出来上がった。

 

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取る前。

 

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取った後。
 

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違いがわかりますよね、やっぱり。

 

デザイン的には

変だけど

そんなもんだと思えば

まあまあ着られます。

 

今思うと

着心地が悪くて

売れ残ったのかもしれません。

 

ファイナルセールには

それなりの理由がありました。