今思えば、なんでウォルマートに行ってしまったのか。
プランターの土とサンキューカード、一つのお店で済んだら楽ちん!という軽い気持ちだったのに。
偏見かもしれませんが、やはりウォルマートはあまり客層が良くないので、あまり行きたくないお店。
昼間だったので、まだマシと行ったのが間違いでした。
缶詰売り場への角を曲がった時、それは起こりました。
急におじいさんが、私に向かって出てきて、
「ウォー」
両手に、缶詰を一つずつ持ってです。
え、なに?
知り合い?
いや、見たことない。
何で?
缶詰?
ウォーって?
怖い!
何が起こったのかわからず、怖くなり、とっさに回れ右をして、急いでその場を離れました。
70歳から80歳位の白人の男性。
何のために、缶を持って驚かせたのか、今でもよくわかりません。
まるで、小さな孫にするような感じだったのですが、50代の主婦に、なぜ?
ただのジョークだったのか、からかわれただけなのか。
でも、どうしてこんなに怖かったんだろ?
もし、知り合いからされたら、ただの笑い話。
今までも、何度も嫌な思いは、たくさん、数え切れないほどしてきました。
でも、それは、病院の受付だったり、お店のカスタマーサービスだったり、ある程度、どこの誰かわかる人です。
今回の、知らない不特定多数の人に、理由もなくされたのが、得体の知れない恐ろしさだったんだと、今は思います。
アジア人に対する、いろんな事件が起きてます。
この私の住む田舎の州でさえ、事件があったなんて信じられない。
最近は、アジア人とわからないように、マスクはもちろん、帽子をかぶり、サングラスをかけて、怪しい感じで、買い物に行きます。
しかし、帽子から出ている黒髪は隠せないし、小柄なのでアジア人を隠し切れてないのは、明らかです。
これが、アジア人だから、起こったことかどうかは、わからないです。
この話を主人にしたら、これからは、絶対自分が買い物についていく、と言いだすし、買い物にも1人で行けないなんて、子供じゃないんだから。
これからは自分の身は自分で守るため、行くお店を選んだり、行く時間、着ていく服装を気をつけたり、周りに気を配りながら、買い物するつもりです。
こんなことがいつまで続くのかわかりませんが、やはり常に、周りを警戒することは、なにもなくても、無駄にはならないはず。
ただ、買い物姿が、忍者のようかも。
とても気持ち悪い出来事でしたが、これからのことを考える良い機会になりました。