うちのゴミ箱は、キッチンに一つ、各バスルームにひとつずつ。
できれば、キッチン一つにしたいけれど、バスルームはフロスや小さなゴミが出るので、残念ながら、撤去できない。
実家は、各部屋ごとにゴミ箱があり、その上、ダイニングには、飲んだ薬のゴミを捨てるために、食卓の上にまで、小さなゴミ箱がありました。
ゴミの日の前日は、せっせとゴミ集めをする母を見ていたので、ゴミ箱は、極力持ちたくない派に。
アメリカ人の友達の家も、見えるところは、キッチンとバスルームにしか、ゴミ箱はありません。
義父母の家も、そんな感じ。
この、ゴミ箱をあまり置かないアメリカ流は、数少ない私の好きなところ。
反対に、どうしても慣れないことも。
キッチンのシンク下のキャビネットの中に、蓋も無しでゴミ箱を置くことは、いつまで経っても慣れないし、自分では絶対できません。
友達の家や義父母の家で、ゴミを捨てるたび、うえって思ってしまう。
夜はきっとGが居そう。
タッチレスゴミ箱や、蓋のついたゴミ箱も売ってるので、シンク下のゴミ箱は、少数派?なのかもしれないけど、私のまわりではまだ健在。
日本でも、シンク下にゴミ箱を置く方もいるようで、日本では流行っているのかな?
ここまで書いて気がついた、うちにもあったシンク下のゴミ箱。
それは、リモデルしたバスルーム。
大工さんが、オリジナルのキャビネットを作り、引き出しに見せかけた扉の中に、ゴミ箱を入れてくれました。
今日の今日まで、なぜかそこは脱いだものを入れる脱衣カゴと思っていた私。
まさかゴミ箱なんて、それもこの小さなバスルームに合わないくらい大きなゴミ箱。
バスルームだから脱衣カゴって、カゴの代わりにゴミ箱入れてくれたと、ずーっと思い込んでいました。
そのゴミ箱、今はトイレットペーパー置き場に。
キッチンや洗面所のシンク下に、ゴミ箱を外から見えないように隠すアメリカ、というサイトを見て、やっとピンとくるなんて。
でも、バスルームだったら、生ゴミもないし、引き出しに入れたら見えない、バスルームもゴミ箱の分だけスッキリして、広くなる。
あんなに嫌だったシンク下のゴミ箱なのに、スッキリにひかれて、ただいま迷い中。
ゴミ箱に限らず、アメリカでは当たり前でも、その生活で育ってこなかった私は、知らないことや、迷うことばかり。
夫は、全く役に立たないし。
今普通にしていることでも、アメリカ的には間違っていることもあるんだろうな、と思いながら生活しています。