悲しいお知らせ | えりりんの胸腺腫闘病記

えりりんの胸腺腫闘病記

悲劇的結末になる事はわかっていますが...
今後同じような経験をされる方々の参考になるかもと思い情報発信を決意しました。  

ブログリニューアル早々


悲しいお知らせとか


なに?暗い人。



って思われても仕方ないです。


実際この状況でハイテンションになれる人は

いないでしょうけど。



先週、えりりんを病院へ連れて行きました。

7歳になったえりりんですが、避妊手術をしていません。


少し前に換毛期の鬱滞で通院していましたが、治療と投薬で鬱滞は数日で良くなったものの、触診で子宮にしこりのようなものがあると言われ、レントゲン撮影をした結果、脂肪の塊かもしれないけど、このまま子宮を残して置くのは子宮の病気になるリスクが高いので、健康で体力のあるうちに避妊手術(いやもう閉経してる年齢でしょ)を受けさせたらどうかという獣医さんからの提案があり、手術を受ける事を承諾しました。


麻酔のリスクは承知の上です。

ただ、この先さらにえりりんが高齢化して体力がなくなった時に子宮の病気になったとしたら、今より更にリスクは高まるし、えりりんは辛く痛い思いをする事になる。


だったら万が一この手術でえりりんが麻酔から覚めなかったとしても、子宮の病気で痛く苦しい思いをして亡くなるより良いのかもしれないと思った。


実は、えりりんはもっと若い時、避妊手術をする予定だった。

しかし、臆病にして気が強いえりりんは、病院の診察台から飛び降りて受診どころではない事態になり、こういう子は健康診断も危険だから具合が悪くなっておとなしくなった時でないと診察台には乗せられないと言われ、避妊手術は断念した。


その後、えりりんはずっと元気だったので病院とは無縁だった。


なので、今回の通院は6年ぶりとなる。



いよいよ避妊手術の日


念の為、手術前にもう一度レントゲン撮影と血液検査をして頂いたのですが、そこで胸腺腫が発覚した。


このまま避妊手術を行ったら手術中に亡くなる可能性が極めて高いから避妊手術は胸腺腫の治療をしてみて腫瘍が小さくなったら考えましょうと言われた。



えりりんが胸腺腫?!



頭の中が真っ白くなった。

私はこの病気がどんな病気か知っていた。

ステロイドを投薬して腫瘍を小さくしても

一時凌ぎでしかなく、結果的にはうさぎさんは

呼吸困難やステロイドの副作用で肝臓が悪くなり亡くなること。

そういうの、前のうさぎさんが具合が悪くなった時にうさぎの病気について調べ尽くしていたので胸腺腫の事も知っていた。


治療が上手くいって腫瘍が小さくなったとしても、その結末は知っているのでもう避妊手術はしないつもりです。


避妊手術を受けさせようと思ったのは、えりりんがこの先も子宮の病気になる心配なく、健康で長生きしてほしいと思ったからで、子宮以外の病気の事は考えていなかった。


胸腺腫が完治する病気なら、完治した後に避妊手術も有りだけど


胸腺腫は完治しない病気。

しかも、あとどのくらい一緒いられるのかもわからない。



悲しいけど、これは事実。


受け入れるしかない。



今まで毎日ひとりで留守番だったえりりん。


あまり人にいじられるのを好まないえりりん。

だっこも嫌いだし、飼い主の私にも甘えてくる事のない孤高のうさぎ、えりりん。


先代のフレンドリーなうさぎとは、ぎりぎりまであちこち一緒にお出かけして想い出作りをしたけど、えりりんにはそうされる事はおそらくストレスになるだけだろう。


飼い主の自己満足なだけの想い出作りはえりりんの負担になると思うから

不治の病に冒され余命いくばくとなくなったとしても、えりりんの今までの日常を変えるような事はしないつもり。


だいたい、死ぬ前に旅行へ行きたいとかいろんな人と再会したいとか思うのは人間だけでしょ。



えりりんに私がしてあげられる事は


投薬、通院治療などで病気の苦痛を少しでもやわらげてあげること。


いつも食べ慣れている牧草やペレットを切らさないでおくこと。


大好きな大葉や三つ葉を毎日食べさせてあげること。


ケージやトイレ、餌入れなどの清潔を保ち、エアコンを使い快適に過ごさせてあげること。


ブラッシング、なでなでなど、えりりんが嫌がらない程度にスキンシップをとること。


くらいかもしれない。



長文を最後まで読んで頂きありがとうございました。