私の株式投資の方法は、現物を保有した上での信用売りツナギを基本としている。ツナギ売りの決済でのみ現金を得ているので、株式投資の利益率は低い。
利益率が低い理由は、自分で十分解っているし、これ以上の利益率は無理だとも思っている。
株式投資に向けた資金の半分で現物を買い、残りの半分は銀行と証券会社に預けている。そしてツナギを建てるのは、保有する現物の1/2が最大で、通常は1/3~1/4程度でしかない。つまり、総資金に対する現物買いの実働資金は1/2、ツナギを行う稼働資金は更にその半分以下。つまり総資金の1/4以下を動かして現金を得ているのである。
昨年は、非鉄銘柄が大きく上げて、大きく下げたので、よく稼げた。
実働資金に対して2割、総資金に対して1割の税引き後利益を得ることができた。
企業に見立てれば優良企業だろう。
○自己資本比率=90%
・・・・・ 本来は100%だが、常に無期限信用売りがあるため、それを△10%とした。
○自己資本利益率=10%
・・・・・ オーナーのみの個人企業だが、オーナーは外で飯を食っているらしく人件費は計上されていない。
現時点では優良企業と言うべきだね。
余裕資金もあり手堅いので倒産はしないだろうが、非鉄銘柄の30年間の月足を見て御覧、底値にピッタリ這いついたままの状態が1年以上続いた時期もあったんだぜ。
現に今年の値幅が小さくなっているじゃないか。・・・・・・・・・
いずれにしても、小心な性格の老人には利益率の向上は今後もできないだろうとあきらめてはいるが。