私は、株式投資の利益をツナギ売買によって得ている。
ツナギは現物を保有し、その銘柄が上がったところで信用売りを建て、下がれば信用売りを決済し現金を得る簡単で安全な手法なのだが、大儲けができないのが一番の難点である。
それは、株価の天底の値と時期の予測が不可能と言う投資家全員の共通課題にある。
だから、上がり始めると上げの途中から、早いかもしれないが少しずつ信用売りを始める。それを天井まで継続し、下がれば売りを中止する。これだから売りの平均値は天井より相当低く、おまけに少量ずつの売りだから、現物に対する信用売りの比率は1/3 程度で終わってしまうことが多い。
今回もそうだ。2つの銘柄を2月・3月に信用売りを始め、4月の終わりに下がり始めたので中止した。現物に対する信用売りの比率は、1銘柄は1/4、もう1つは1/3という結果になった。
昨日、英国の国民投票の結果が出て、諸株が急落し、ツナギの利益も増えた。そろそろ利益を確定する時期に差し掛かっているのかもしれない。
どうするかね。
少しずつ信用売りを決済して現金を得るか?
それとも多少複雑になるが、信用売りに対する信用買いを少しずつ建てていって(ツナギのツナギをして)数カ月様子を見るか?
老後の暮らしはさほど現金を必要としていない。・・・・・・・・・・・・当分様子見だな。