雑木庵主人の「つれづれなるままに」

雑木庵主人の「つれづれなるままに」

よく来たね。 不作法だけどお茶を一服どうだい。・・・・ なに、いらない・・・それじゃコーヒーでも淹れようか・・

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私は、株式投資の利益をツナギ売買によって得ている。

ツナギは現物を保有し、その銘柄が上がったところで信用売りを建て、下がれば信用売りを決済し現金を得る簡単で安全な手法なのだが、大儲けができないのが一番の難点である。

それは、株価の天底の値と時期の予測が不可能と言う投資家全員の共通課題にある。

だから、上がり始めると上げの途中から、早いかもしれないが少しずつ信用売りを始める。それを天井まで継続し、下がれば売りを中止する。これだから売りの平均値は天井より相当低く、おまけに少量ずつの売りだから、現物に対する信用売りの比率は1/3 程度で終わってしまうことが多い。

 

今回もそうだ。2つの銘柄を2月・3月に信用売りを始め、4月の終わりに下がり始めたので中止した。現物に対する信用売りの比率は、1銘柄は1/4、もう1つは1/3という結果になった。

 

昨日、英国の国民投票の結果が出て、諸株が急落し、ツナギの利益も増えた。そろそろ利益を確定する時期に差し掛かっているのかもしれない。

どうするかね。

少しずつ信用売りを決済して現金を得るか?

それとも多少複雑になるが、信用売りに対する信用買いを少しずつ建てていって(ツナギのツナギをして)数カ月様子を見るか?

 

老後の暮らしはさほど現金を必要としていない。・・・・・・・・・・・・当分様子見だな。

 

 

 

私の寝室は、2階の西南にある。

シングルベッドと机、テレビに一人用の籐椅子といたって簡素な設えだが、窓は南と西に広く取っている。第一種住宅専用地域の内に家があり、近辺には高層建築はない。また、敷地を1m程度嵩上げしているので、机に向っていても目を上げれば、住宅街の甍を超えて遥か彼方まで眺望できる。

 

今日は、昨夜までの雨が一転し梅雨の晴れ間の空が広がっている。しかし、南の彼方には、乱層雲が山脈のように横たわり、西から東へゆっくり移動しているのが見える。

距離を測定する。乱層雲の高度10km、距離約50km

すると、現在、梅雨前線は四国上空まで南下しており、その前線の帯を北側から眺めているのだ。

 

乱層雲の高度10km、距離50kmは長年愛用している超簡易測量機器と頭の中の関数表により瞬時に割り出した結果だ。

算出の過程はこうだ。

 

雲を見る。雲の形と高度は大体判る・・・・乱層雲だ。・・・・乱層雲の標準高度は10km

株のグラフを描くのに毎日使っている三角定規(90°60°30°)を手の持ち、一辺をおおむね水平にし、30度の角に眼を当てて雲を対辺の中に入れ雲の頂上を指でしるす。・・・指は底辺から1/3 の少し上を示している。・・・・・つまり今回の仰角は10度強、

頭の中にある三角関数表では大体0.2であり、10km÷0、2=距離50kmである。 

 

大雑把である。測量方法すら間違っているのかも知れない。しかし、自分では納得している。

 

私の部屋からは海も四国も望めない。

ただ、窓から眺める雲の下には、瀬戸内海や四国が広がり、雲がゆったりと過ぎていることを考えれば、なにやら老後のひと時も豊かな気持ちになる。

 

 

 

私のパソコンは、パソコンに詳しい友人に買ってもらったものだ。

彼は、パソコンは安いものでよい、しかしセキュリティは万全に。と、言う説だ。だから私のパソコンは安くて、性能が低いが、買ってから2年経っても状態は良く当分使えそうだ。

 

昨日このパソコンが、何が何だか判らないままwindows10に自動アップグレードしてしまった。

2週間ほど前から無償アップグレードの通知アイコンが画面に現れていたので避けていたのだが、突然やられてしまった。

年老いたパソコン音痴には、使い方が全くわからない。

友人に電話すると、元のwindows7に戻す方法がネットで紹介されているらしい。

早速、妻のパソコンで操作手順の画面を呼び出し、画面で紹介する手順通りに操作すると容易に元に戻った。

 

ふざけるな。 

と、怒りたいところだが、簡単には怒れない。waindowsの利用者は、その自動的な機能アップを随時受け、許容している。今回もその延長線上にあるのだろう。読んではないが約款にもそれらしいものが書かれているのだろう。たとえ被害を受けようとも法律は味方してくれないだろう。

 

昔から、「戸締り用心。火の用心。」 そして、医者と弁護士を友人に持てと言われている。

年老いた私は、更にセキュリティ会社、保険、銀行などによって二重・三重に守られている。

しかし、万全ではないと思っている。確かに、火災・盗難・詐欺などの目に見えるものには比較的強いが、合法的な搾取には弱いだろう。

特に、味方だと思っている銀行・証券会社・保険会社の高度に構築された搾取システムには戸を開け放した状態にあるのだから。

 

老人の私自身、年金・不動産所得・株式配当で暮らしている。大した額ではないが、年金は税金と後輩からの搾取であり、不動産所得と配当は企業で働いている人々からの搾取だ。それを金融機関に搾取されても・・・・・・・・・これはまさに経済システムの一環だ。・・・・・と、諦めるのだろうな。