誰もがわたしを化石にしても
貴方に生かして貰いたい
これ以上埃で塗れない様に
貴方とお互いの生命がまだ
繋がっていることを
確かめて
いつか別れを識る恐れから
逃がして
いまは叱って笑って何時も通り

誰かが貴方を褒めそやしても
わたしは姿勢を崩さない
それ以上噂で汚れない様に
貴方とお互いの意志をただ
敬っていることを

確かめて
いつか衰えて行く恐れすら
融かして
そとが白んで変って浮沈るまに

生きているうちはずっと旬だと
そう裏付けて
充たして
いまを感じて覚えて何時もより
生きて、生きて、活きて居よう