熊本ボラで仲良くなった20才の子が、
『熊本の現状伝えたい、忘れてほしくないって伝えたい』って
強く思ってた。

おばちゃんなんができるやろって、軽く悩んだ。

その子は、どっちか言うと自分からはっちゃけるタイプじゃない。
だったら後押ししちゃろ。と。


「お手伝いしようか~?」
すぐに返信。
「いいんすか?まじっすか?」
むちゃくちゃテンション上がってるし、この子本気だってすぐ感じた。


翌日(昨日)、午前中に新宿で待ち合わせて
何がしたくて、何が必要なのか、どんな場所があるのか打ち合わせた。

確認と情報提供とだけして、
あとは「だいじょぶ、なんとでもなる」「いけるいける」って言い続けた。
あ、でも無責任にではないよ。笑
出来る確信や対応できるって自信もあるし、なによりこの子なら大丈夫って信頼もしていたし。

たぶん、その子的には相当違和感だったと思う。
すごくキチンと色々考えて、しっかり用意してって子に見えたから。


でもそれでもそんな発言に嫌な顔一つしないで、若いのにすごいなぁって思ったよ。


その後買い物して、お昼食べて。
彼的には、私の過激な(笑)明るさが過去の辛い出来事が原因でそうなってるんじゃ?って思ってた話とか。(*^^*)
ま、あながち間違いじゃないけど、ビレッジにいるときは無理はしてないんだよね。
楽しいから、それが答えだよって答えた!(´・ω・`)
私、そんなに過激かしら。爆笑


んで渋谷に行って、人前に立って。
ここで悩んだ。
「私がここで先に叫び始めたら、主導を奪っちゃうかも。
 ちょっと待とう。きっと彼なら出来る。」

派遣でフリーペーパー配ってたって言えども、私も恥ずかしくないわけじゃない。
ただシカトされる耐性が完全に出来ているのと、自分には出来るって自信があるだけだ。
だけどそれは恥ずかしさなんて、どーでもよくなるくらいの最高の自信だ。

けどきっと彼は、そんな『経験』したことないかもなって。
でもその経験って、得難くて出会うことも珍しいものだなって。

だから黙って待ってみた。
ひたすら。
たった数分の出来事。
でも彼の中では、色々な考えが巡り様々な葛藤があったんだと思う。


彼が声を発した。
すごく熱の籠ったアツい言葉で音だった。
隣で全力で応援した。


しばらくして、私も促されて発声した。
久々に某会社さんで参加した『初任者研修』思い出したけど、
あれほど必死(ほんとに必死だからコレ)にやったら周りは引くし、なにより笑顔がなくなる。笑
ボランティアはつらいものって、思って欲しくないからそれはイヤ。
だから程々に。

だけど久々過ぎて、発声方法を間違って一発で喉やるって言うね。(爆)
あほすぎーーー


けどそれも良い効果だったと思う!
うまくいってたら調子に乗って、主導権奪うから。私。笑


その後も、彼はひたすら叫んでくれた。
私はよく響く声を心掛けた。
言葉を伝えるには、音が聞こえなければ意味がない。
言葉の熱は、彼に任せた。
私は、ここで何かやってる奴がいるって気付かせよう。


出会いがたくさんあった。
今回の活動は、彼と私。男女一人ずつでほんとに良かった。
一人では間違いなく対応しきれないし、心がバキバキ折れまくる。笑
二人でも、どっちかの性別だけいたら話しかけづらい人もいたと思う。
だけど、この組合せだから
熱に反応する人は彼に。
なんか楽しそうなものに反応する人(の中でも女性)は私に。


彼はほんとに頑張ってくれた。
途中で「もういいんじゃないかな」って
私が思う瞬間があっても、
彼はぶれなかった。
最後まで顔晴った!


最高の一日が過ごせて、最幸だったよ!
ほんとに昨日は感謝しかない。

知らない私たちに
「ありがとう。よろしくね。」って
募金を託してくれる皆さん。

YouTubeで広報を後押ししてくれた会社の社長さん。

ボランティアに興味を持ってくれた、一番最初に話しかけてくれたおじちゃん。

20人の小規模な会社だけど(小規模じゃないけどね!笑)ボランティアを社内で募って行きたいって言ってくれたおにいさん。

夏に行きますって言ってくれたおにーちゃん。←社協ダメならうちにきてって言っといた。

熊本出身の学生三人組。←活動主催した子と同じ年!

中国から観光できてた四人組。二万投入しそうになってて、慌ててとめる。笑

熊本出身で地元に戻りたいけど今の職場で頼りにされてるから、どうしても抜けられないと悩むおにーさん。

熊本出身のきれいなおねーさん。

あぁもっといっぱいいるはずなのに。
自分の記憶力のなさが、恥ずかしい
(´・ω・`)


けどね、ほんとに色々な出会いで勇気を持てて嬉しかった。


今日もね、都内のどこかに出没するよ♪